''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

出光の7月のカレンダー 仙厓義梵の不動明王さん より。 

仙厓義梵(ぎぼん)と言えばユニークな禅画と逸話で「博多の仙厓さん」と親しまれる江戸後期の禅僧ですね。 

出光興産の創業者・出光佐三がその画風を深く愛し、コレクションしたことでも知られています 

その縁でカレンダーになっています。 

7月のカレンダーが、仙厓義梵不動明王さんです。 

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仙厓義梵禅師の絵にしてはおどろおどろしい表情のお不動さんです。 

私もお不動さんは信仰の恩恵を受けております。 

仏の世界でも、観音様、地蔵様、そして不動明王様と、特にご縁を頂いています。 

 

今かに20年ほど前に不動明王とお会いしたことがあります。 

不動明王様を、深く信心されていた社長さんと二人で話をしていた時に、その社長さんに豹変されて、話はたわいもない話ですが、相手はあのお不動様です。 

お姿が、お不動様なのです。 

 

世の中に、不思議な事は多いです。 

でもね、山より大きな猪はいないと、升田先生の声がしそうです。 

そうでなく、禅の世界では、山より大きな猪も、居ますよ。 

西湖の水も、一口一口と、一呑みするできるのが、禅の世界です。 

 

こ存じの禅語「一口吸盡西江」(いっくにきゅうじんす さいうのみず)ですよね。 

ある時龐居士が馬祖道一禅師に問た。 

万法と侶(とも)たらざる者、これ何人ぞ 

冒頭の禅語は、その質問に答えた馬祖返答 

「龐居士よ。おぬし西江の水を一口に飲み尽くしたら、それを教えてやろう」 

(『馬祖録』より) 

 

私たちが住むのは、相対の世界です。 

仏の世界は、絶対の世界です。 

その上で、「順境よし、逆境また風流」と生きるのが悟りであると、吉賀幸四郎氏は述べられています。 

 

この世には、貧富もあれば差別もある不平等な世界です。 

仏の世界には、絶対の世界で、大、小、広、狭もない世界で自他の区別もないと言います。 

もちろん、平等な世界ですね。 

 

維摩経』にある「一毛(いちもう)、巨海(こかい)を呑み、芥子、須弥を容(い)る」ですよ。 

一本の髪の毛の中に、太平洋が入り、芥子の一粒の中に、宇宙が納まると言う句のようです。 

 

意味は深いし、難解である。 

でも、意図するところは、理解できます。 

ありそうでないことが、仏の世界ではありえます。 

仏さまと、孫悟空の世界と同じです。 

ですから、「山より大きな猪も居る」かもしれませんよね。 

 

升田幸三先生にも、教えてあげないといけないです。 

そんなことは、もちろん、ご存じでしょうね。 

将棋盤と言う宇宙の中で、会得されていたでしょうかね。 

 

禅の世界から見える現代社会とは、一体どのようなものなのでしょう。 

私も家の前の道を歩み続けば、いずれ長安に到達できるのでしょうね。 

日々の暮らしの中に、ささやかな「よかった」を探す修行を続けます。 

ありがたいことです。 

 

親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。   

ありがたいことです。 

 

ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。   

ありがたいことです。   

   

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。   

神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。   

ありがたいと感謝です。   

   

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