いよいよ、大晦日となりました。
年の暮れの最後の1日です。
1年あっという間でしたが、今年はいろいろとありました。
特に父との辛い別れもありました。
2ヶ月余りですが、未だ癒えておりません。
コロナ禍3年近く逢っていなかったのが、心残りです。
7歳になった娘にも逢わせてやりたかったです。
とは言え、2週間に一度は、電話のやり取りもありましたので、多少の最悪感は薄れます。
とりあえず、今年最後の大晦日です。
大晦日と言えば、京都伏見にあっては、近くのお寺で除夜の鐘を突かせて貰う事が出来ました。
家の前の本町通では、深夜多くの方が、伏見稲荷大社への参拝に向かわれます。
通りも昼間のような灯りが付いている所もあります。
深夜でも、普通の夜みたいに、飲食店が営業されています。
終日運航でしたから、電車も普通に深夜に走っていました。
特別な1日だと言えます。
大阪にやって来て、除夜の鐘も家に居ては聞こえません。
少し離れた所にお寺さんがありますので、耳をすませば、聞こえるのかもしれません。
子供の頃は、紅白を見て、ゆく年くる年を見ていると、近くのお寺から除夜の鐘が聞こえたモノです。
ザ・大晦日の情景がありました。
それから遡る事、5時間ほど前には、年越しそばを食べていた頃です。
今年も、我が家では、家族3人で年越しのそばを食べることでしょう。
そんな時、あれは必要です。
我が家では、一味唐辛子を使っています。
七味でなく、一味です。
それは、私がイチラーだからです。
七味の福与かな香りも好きですが、一味の一本通ったような単調で武骨な辛味が私にはよく合います。
人生の生き方は、不器用な私です。
今年も、多くを嫁に助けられました。
娘にも助けられました。
ありがたい1年だったと感謝しております。
とりあえず、そばまで時間があります。
一味唐辛子の容易は必要です。
普通の御家庭より、一味の消費が多いので、詰め替え用のものを購入しております。
そばに、うどんに、味噌汁に、漬物に、鍋に、万能の薬味です。
少しフリフリするだけです。
基本からいモノは苦手です。
ただ、一味唐辛子は、少し振るだけで、食材の旨味を引き出せます。
七味は、七味の香りが、食材本来の香りを凌駕することがあります。
ですから、一味です。
それほど強いこだわりもありません。
時に、香りの強い粉山椒を欲することがありますが、一味の道を進みます。
そばは、茹で麺にするのか、乾麺にするのか、半生麺にするか、未だ確認しておりませんか、温かい汁のそばにすると思います。
多分、天ぷらでしょうね。
海老天とは言わなくても、かき揚げくらいなら、ありがたいところです。
一味をフリフリしながら、熱燗の酒を添えます。
ささやかながら、至福です。
まだまだ、その時まで、時間があります。
一年お世話になりました。
ありがとさんです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。