''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

名物 劉家荘の「焼鶏」

我が家のオフ会は、豚饅頭の老祥記の後、ささやかながら劉家荘(りゅうかそう)ですることにしました。
http://www.ryukasou.com/←劉家荘(りゅうかそう)のホームページ
中華街のメインストリートでなく、一本中に入ったところにあります。何故この店を選らんだのか?

単純です。前に来たことがあるからです。
そのときは私一人の神戸紀行でした。
ちょっと分かりにくいところにあります。でも、名店です。

ここの名物は、「焼鶏(しょうけい)」です。
中国風のローストチキンです。お店の説明に拠りますと、「高温の油にねかせた鶏を入れパリッと皮を揚げ,後は蒸し器に入れて蒸します」の説明です。

丸ごとの形をしています。
注文が入ってから切り盛り付けます。
イメージ 1

写真を撮る前に父が小皿に取ってしまいましたので未完成の写真です。
何故食べ物の写真を撮るのか不思議そうに見ています。
もちろん私のプログのことは知りません。そんな言葉すら知らないと思います。完成品の写真は、お店のホームページで確認して下さい。

仕切り直して、味のリポートに戻ります。
なかなか美味いんです。
どう美味いかと言うと鶏の味が抜けていません。
骨付きの肉です。小骨もあります。気を付けて食べないと小骨が刺さります。
骨との境目の肉にうまみがありますね。

説明の通り蒸してありますので、適度に脂が抜けて食べよいです。
それでいて、塩の味がほのかに付いています。香草の香りもします。
但し、温かくはありません。冷やしてもいません。常温の鶏の旨みです。

盛り付けられた白ネギも心地よいシャキシャキしたリズムを奏でます。鶏本来の持味を殺していません。高めているとも言えます。
鶏を食っているという感じが強いです。そのまま頂きます。
イメージ 2

ネギ油が一緒に小皿に盛られていますが、つけてもつけなくてもいいですね。
むしろつけないで頂く方が、野趣があっていいです。
おやじさんの誕生を祝して乾杯をした後、おやじさんも黙々食べています。
父は食が細いのであまり食べないですね。でも、これは気に入ったのか黙々食べています。
イメージ 3

他にもエビチリも頼みました。
こちらも多少の辛味はありながら、海老がプリプリです。海老も大きいですね。食べ応えあります。ついでにイカの天ぷらも頼みました。こちらも火の通し加減がいいです。山椒塩で頂きます。
イメージ 4

イカの天ぷらよく頂きます。ここのは今まで食べたイカの天ぷらの中では、ベストの3本の中に入ります。イカの天ぷらは、中が見えないのでどうしても火の加減が難しいです。調理の時に完璧では、客の食卓では固くなっています。かといって90パーセントの加減では、ほのかに生臭いです。味を取るか香りを取るかです。下処理の仕事もいいですね。ここのは大変美味かったです。

海老やイカは素材の持味を生かすのが難しい料理です。素材がシンプルだけに、美味い不味いがハッキリします。それに下処理の仕事を見るのにも適した料理です。店の基本レベルを見るのは打って付けの料理です。

共におやじさんは、黙々と食べています。呑んでいます。
男の親子なんてのはこんなものです。
大満足のようでしたね。
私も満足でした。料金もリーズナブルです。

昼時ですので、定食も充実しています。焼鶏定食は1000円を切っていたぐらいと記憶しています。ごはん、スープと付いて満足出来ます。この焼鶏を乗せた焼鶏ラーメンと言うのがあります。

美味しい料理頂きながら、形だけの祝杯と孝行の真似事が出来たことに感謝したいです。
ありがたいです。いろんなことが頭をよぎるのも確かですが、まずよかったです。

天気もいいので、波止場の方に足を進めることとします。

最後までお付き合い下さいましてありがとさんです。