''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

もてなしの膳より。

ゴールデンウィークは、晴天に恵まれましたね。
心地よい爽快な気分の京都の伏見でした。

貧家にも、お客様がありました。
心ばかりのもてなしをと考えれども、海の幸、山の幸とはトンとご縁もございません。
冷蔵庫の掃除になればと、ごそごそと様子を伺います。

何やら、冷たいものをご所望との声が聞えました。
我郷里、播州と言えば、この時期より「揖保の糸」というそうめんが冷たい麺の代表です。
しかし、あえて播州「揖保の糸」のうどんをチョイスです。
細めの乾麺ながら、茹で上げ、よく洗い、冷水で〆ること、なかなかつやつやとしています。
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貝割れ大根と茹でた法蓮草、そしてボイルした卵をトッピンー具です。
カツオ節をたっぷりかけます。

もちろん、イチラーですので、一味唐辛子もフリフリします。
フリフリと言っても、リージョンやマクロジョンとは、ご縁がないです。
ちょっと、おタッキーでしたね。

これだけでは、物足りないと、何か付けましょう。
うどんと来れば、ここはおにぎりでしょうね。
いえ、以外にも一口サイズの手作り胚芽入りパンを差し入れて頂きました。
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胚芽の素朴な持ち味とハムの味とカレー風味のエリンギがいいですね。
バッテラ風のボート型と円い形の2種類ですね。
どうして、冷やしうどんにも合いますね。

カレー風味が、とり持つ縁でしょうかね。
うどんとカレーは相性がいいですからね。
カツオ節とカレーも相性がいいです。
モルジブフィッシューも、この味ですからね。

10分ほどで作った貧家のもてなし膳、なかなか美味かったですね。
この後、もう2パック近くのスーパーで購入しました。

食事の後は、スィーツですね。
ちょうど、端午の節句といえば、「柏餅」です。
伏見の名店、御菓子司「栄泉堂」の柏餅です。
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つぶ餡(140円)と味噌餡(140円)です。
柏の葉っぱの近いでも、その違いは分かるようになっています。
もちろん、餅の色も、つぶ餡には仄かに赤く着色されています。

どちらも頂きました。
なんとも言えず、餅ももちもちして、餡が上品です。
味噌餡は、白味噌のベースで上品です。
もちろん、お茶は、温かい村田園の万能茶です。

このお店の前を、藤森神社の武者行列やお神輿も通っていきます。
風情のある面持ちです。

御菓子司「栄泉堂」さんと言えば、数年前の姫路の菓子博で金賞をとられています。
名物「みたらしだんご」も第23回全国菓子博で金賞牌受賞です。
みたらしだんごも、絶品です。

しかし、私はここのは柏餅も大好きです。
前にも記事にしたように、ここの赤飯も大好きです。
こんな町の菓子屋で、これほどの和菓子が食べられるとは、驚きです。
店先に高級車が止まって、購入されるのをよく見かけます。

市井の和菓子屋の技とは思えません。
値段は、極普通の値段ですね。
お茶席用の和菓子を頂きたいです。
どなたか、一服立てて下さいな。

もてなしの心は、その金銭の多寡ではありません。
真心が伝われば、それでいいです。
しかし、それは至難です。

材料自慢、技自慢と慢心の気持ちが生まれれば、すでにもてなしの心ではありません。
特別なものでなく、何を所望されるか、この時期何を食されたいか、いろいろと先様の立場で考える。
これに尽きます。

しかし、本当の意味で「ご馳走」になればそれでいいですよね。
ありがたいと感謝の気持ちを添えます。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、柏餅の餅のように引っ張った話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。