『Beginner』から紐解く不思議な世界物語より。 - ''かんとうしょうえ''の痛風日記

今週は、体調が思わずよくない出発になりました。
体調も少しずつ快方に向かっています。
ご心配や励ましのお言葉、お心遣いありがとさんです。

仕事場でも、風邪は大流行です。
インフルエンザも、流行れば必ずや、仕事場でも支障が来たす事は間違いありません。
一昔前では、風邪もインフルエンザもさも似たりという風潮でしたね。
しかし、少し前の大流行と多くの死者によって、一気に危険な病気という位置づけを得ました。

いいことなのか、悪いことなのか不明ですが、過去の歴史を塗り替えるような、スペイン風邪とか、○○風邪はやはりインフルエンザでしょうね。
数百年に一度、こうした病気が、人の命を奪い、歴史も大きく変えます。

神や仏によって、人のふるい分けられているのでしょうか?
不思議な出来事と言えます。
世の中には不思議なことが多いです。

そうそう、先日のネットのニュースで、AKB48の『Beginner』（ビギナー）がミリオンセール（１００万枚）になったという記事を見かけました。
凄い人気ですね。

去年の紅白にも、一昨年の紅白にも、花を添えていましたね。
NHKとしては、使いたい放題の使いようで、何でもありという感じもありましたが、その分、紅白後のセールスにも大きく貢献出来たのが結果として出たように思えます。

ここまでメジャーになるとは、思わなかったですね。
頑張ってこられた努力の結果でしょうね。

『Beginner』（ビギナー）は、AKB48の１８作目のシングル曲で、２０１０年１０月２７日発売されたものですね。
先日、手に入りました。
CDが欲しくて購入したのでなく、CDだけでなくDVDも付いています。
このDVDが見たくて、購入です。
ジャケットも幾つかあるみたいですね。
手元にあるのは、メイン的なメンバーのバージョンです。

この「Beginner」では高橋、篠田、前田敦、板野、大島、渡辺・松井珠の6種類の変則センターで、各音楽番組などで披露することになっている。どのフォーメーションになるかは、曲冒頭の高橋が背中に回した手でメンバーに送るサインによって変わる。（wikipedia参照）

1.「Beginner」フォーメーション映像（大島優子センターver.）
2.「Beginner」フォーメーション映像（篠田麻里子センターver.）
3.「Beginner」フォーメーション映像（松井珠理奈・渡辺麻友センターver.）
センターというと、すべてセンターで歌うのかと思いきや、ところどころセンターには行くものの、メンバーの踊っているなら、ピンポイントで、映像の中心に映っています。

篠田麻里子さんは、身長も高いので、なかなかいいですね。
画面栄えしますね。

松井珠理奈さんと渡辺麻友さんの二人センターも、なかなか面白いですね。
渡辺麻友さん、絵も上手で、漫画も描かれているみたいですね。
才能あるご様子です。

なかなか、どのバージョンも見ごたえがありますね。
続けて２回も満たしました。
同じ曲ですから、３バージョンで、都合６回です。

まだまだ本調子でないので、体を良くしてから、また続けて見てみたいと思いますね。

その「Beginner」の歌詞はもちろん秋元康氏です。
「♪昨日までの経験とか　知識なんか荷物なだけ」　であるとか、
「♪伏せた目を上げた時に　０（ゼロ）になるんだ」とか、
「♪生まれた日を思い出せ」、「♪最初に戻ればいい」、「♪古いページは破り捨てろ」、
最後の「♪雨は止んだ　風は止んだ　見たことのない光が差すよ　今が時だ　君は生まれ変わった」、
なかなかすごい歌詞です。

何か仏教説話を思い出します。
人の生まれ変わり、輪廻の思想すら感じますね。
現世は、やはり私もBeginnerです。
過去世も来世も同じです。

一回一回が、Beginnerですからね。
過去世の英知は、持って来れません。
財も名誉も地位もです。

そういう意味では、それらに固執することは、意味がないですね。
されど人ですから、それを求めます。
私も欲深いです。

学生の時、植木等さんの後援がありました。
それを聞きに行きましたね。
あの方もご実家は、お寺さんです。

お父さんに、「スーダラ節」の歌詞を見せたら、「これは凄い。親鸞聖人の教えに通じる」と言われたと講演で、面白おかしく話されていました。
『わかっちゃいるけどやめられない』、こんな無責任な歌がと思いながら、大ヒットです。

不思議な話です。
その歌詞をどう紐解くかは、自由です。
しかし、最初にこの曲を歌詞として見た時、何か見えましたね。
「光」ですよ。

仏の世界と「光」は大きく関係します。
阿弥陀さまは、別名「南無不可思議光」とも言われるように聞きます。
背中にあるのは、光ですね。
西方浄土にお住まいです。

「不可思議」とは、サンスクリッド語で、アチントヤ（考えられないもの）と訳したようです。
また、「不思議」「難思議」とも訳されて言うようです。
（『仏教に学ぶ　八十八の知恵』ひろさちや著　PHP文庫参照）

妙法華経の一節に、「この経は第十の功徳不思議の力と名く」とあります。
また、違う一節には、「諸仏の神力は、是の如く無量無邉（むりょうむへん）不可思議なり」とあります。
諸仏の知恵は、甚深無量のものです。

仏様の力は、深妙広大であって、私のような凡夫には、考えも及ばないものであって、言葉で言い表すことが出来ないという意味ですね。（同参照）

ひろさちや氏に因れば、キリスト教が「奇蹟の宗教」なら、仏教は「不可思議の宗教」、「不思議の宗教」と述べられています。

春になれば花が咲き、蝶が舞い、鳥がさえずる。
不思議です。
誰も春と告げなくても、花も蝶も鳥も感じます。