''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

歩こう会の飲み会です。失敗編より。

昨日、歩こう会の飲み会でした。
呑みすぎで、あたらこちらに、ご迷惑をかけたように気になって、朝からお詫びの電話と、昨日の会場のYさん宅に、手土産持参でお詫びの行脚です。

少し前に帰って来たところです。
いやはや、とてもない失敗はなかったと思いたいです。
それは、大人の対応に、真実の程は闇の中です。
記憶が飛んだほど呑みました。
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福井の銘酒「黒龍のいっちょらい」と長野の「斬九郎」です。
黒龍吟醸は、甘みがあって美味いですよね。
驚きました。

斬九郎は、全く黒龍と違って端麗です。
切れ味が鋭いです。

この呑み過ぎが、苦労の元の話になったのですね。
料理も取り寄せのお弁当です。
こちらも美味しかったです。
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昼間からの飲み会です。
いろいろと美味しいものを頂きました。
楽しい時間を過ごさせて貰いました。
皆さんありがとさんです。

御家人斬九郎』(柴田錬三郎著)を思い出します。
大給松平家に名を連ねる名門の家柄ながら無役・三十俵三人扶持の最下級の御家人である松平残九郎家正(通称、斬九郎)が主人公です。

テレビシリーズでは、世界の渡辺謙が演じました。
まだ、ハリウッドに行く前の時代です。
この辺は、面白かったですね。

下僕の喜助役に、牧冬吉氏が登場されていましたね。
私的には「白影さん」です。
懐かしいです。

この御家人松平家の紋は、もちろん徳川一門ですから、三つ葉葵です。
三十俵三人扶持なんていう御家人が居ようはずもありません。
松平(徳川)一門なら、どんなに低くても3000石くらいはありそうです。

『猫大名』神坂次郎著(中央公論新社)の主人公岩松家があります。
新田義貞の末裔岩松家は、百二十石の石高ながら、十万石格の大名として認められている。
収入は少ないが、徳川家康の先祖である新田嫡流の血脈として、江戸時代に存続していたようです。
広い意味で徳川一門です。

しかし、関東に徳川家康が入国すると当時の当主守純は家康に面接しましたが、その応対が家康の意を得ずと見え、わずか二十石を与えられたに過ぎません。(ちょっと厳しい)
石高と俵の関係からすると、領主の五公五民なら20石と現物給与の20俵は、同じくらいです。
これじゃ、残九郎と変わりませんね。
まだ低いくらいです。

石高だけなら、無石の大名がいます。
松前藩松前氏です。
米が採れないないので、無石ながら、蝦夷地を領地にしています。
その為、1万石の格式が与えられています。

でも、百二十石の石高なら、十万石格の大名として生活することは不可能です。
家来も一人じゃダメです。
乗り物の籠じゃ、家来はどんなに少なくても、3人必要です。

足軽も雇えません。
世間様の対面もあります。
どうやって暮らしていたのでしょうね。
幕末、明治には、官軍にお味方して、新田の末裔として、男爵に取り立てられています。

銘家の特権でしょうね。
どこまでも、源氏の血筋です。
貧ずれど、鈍する事なかれですよね。
格ありたいです。

貧するということが、悪ではありません。
見た目の差です。
貧家に暮らすものとしては、ありがたい支えでもありますね。

その分、家を残すために、いろいろと荒手を使って生きて来られたご苦労が、目に浮かびます。
東日本大震災で被災された方も、早く日常が戻るためなら、荒手も必要かもしれません。
国や県、それにいろいろな支援にすがることも、恥でもなんでもありません。
今まで、日本という国に尽くされたのですからね。

最大の支援を受けて、一日も早く日常の生活を取り戻して欲しいです。
東京電力原発の風評やそれに伴う賠償もしっかりと保障すべきです。
今の段階では、上限はないと思います。
会社が傾いたのなら、その時上限の話をすればいいです。

電力会社は、潰れるはずないですからね。
給与や役員報酬の上限を先に決めることが必要です。
その上で、被災者の支援をし続ける必要があります。
上限以上は、すべて被災者救援を最優先にすべきです。

100万石の城主格東京電力が、絞れるところは幾つもあります。
トヨタ方式なら、千億や兆の金額も絞れそうな予感です。
残りの苦労を、末代まで残すのです。
残九郎と話が、ここで繋がりました。

一部上場の三つ葉葵では、庶民の苦労が思いつかないと思います。
責任者は、それだけ責が重いと思います。
もっと苦労が必要です。
被災者にも、原発地域の方にも、そして、国民にも、世界に対してもです。

悪いと思うなら、まずは被害地域を支援すべきです。
私も呑み過ぎをお詫びして来ました。
申し訳ないです。
ご迷惑をかけてしまいました。

皆さんの大人の対応に、真実は闇の中です。
それも致し方ないです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らせることを旨としています。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈ります。

最後まで、残り苦労の話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。