''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

夏野菜たっぷりのマーボー茄子を食らう より。

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朝から暑いです。
これだけ暑いと、何やら辛いものが食べたくなります。
昨晩の晩酌の肴に、マーボー茄子を作りました。

日本橋の玉華園のマーボー茄子には敵いませんが、家で食べるなら十分です。
茄子も中くらいを、3本使いました。
茄子だらけです。

それに、ピーマン、ブロッコリー、そして、我家の裏庭で取れたプチトマトを入れました。
プチトマトの加熱した美味さは、生とはまた違います。
久しぶりに、安立町の名店・炭火焼「気楽」のプチトマトをベーコンで巻いた、あの絶品が食したくなりました。

炭火じゃないと、ベーコンがカリカリになりません。
それに、とどめのタバスコです。
あれ以来、タバラーとなった位です。

マーボー茄子の辛味と、茄子の食感、ピーマンとの相性、それにサラダで残ったブロッコリーも悪くないです。
夏野菜たっぷりのマーボー茄子となりました。
少しは、体に優しい晩酌になったかもしれません。

夏バテにご注意です。
食が細くなると、体力が落ちます。
もちろん、ビールやアルコールを一緒に頂きますと、食欲も出ます。
辛いものも、食欲を増進させてくれます。

ただ辛いというのでなく、しょうが、ニンニク、ネギなどの薬味が、体を元気にしてくれます。
体を労わりたいですね。

道元禅師の言葉に、「身心一如」と言う言葉があると聞きます。
体と心は一体であるという意味です。
健康で元気とは、心も体もともに元気な状態です。

暑い寒いも、気持ちからと言うようなことを言われることも多いですが、暑い時は涼しきように、寒い時は暖かなようにするのが、一番です。
南方録の一節が、思い出されます。
禅では、常に表裏一体の関係が、隠れているように思います。

暑いから精神力で耐えろと言うのも、暑い時は涼しくすればいいと言うのも、真逆であって、共に真実です。
それにこだわることはないように思えます。
暑い時こそ、熱い物、辛い物を食するのも、暑い時こそ、冷たいものを食するのも、共に正しいです。

ただ、暑いからと言って、常に冷たいものばかり食すると、体調を崩します。
一時は、心地よくても、体にはいいことはありません。
暑い時だからこそ、暑い物や辛い物を食して、汗をかき、体を自然に冷やすという術も、正しいです。
体に負担はかかりません。

ただ、熱中症にかかりそうな時でも、体を冷やさずに我慢するのは、体に良くないです。
何事も、極端なことでなく、その中道を歩むことが肝要です。
要するに、無理のない心や体に負担のない方法を会得して、生活するのがいいと思います。

現代人は、無理しすぎないですね。
また、極端です。
この節電の時期を得て、もっと過ごしやい時間や空間を会得すれば、体にも心にも優しいです。

自然の風に勝る風もありません。
エアコンの科学的な冷たい風を快いとは感じません。
その加減を会得するのは、禅の大悟と似ているのかもしれません。
自分で実際に試してめるのも、必要な行為です。

その意味では、夏は涼しきように、冬は暖かいように、それは相対的な世界の話でもあります。
暑いなら、熱いお茶でなく、冷たいお茶を頂いたりしません。
やはり、暑い時にも、熱いお茶です。

掲げた茶軸の意味に、涼を得ます。
心地よい空間なら、狭い茶室は必要がありません。
何事にもとらわれないことが肝要だと感じます。

言葉も表裏一体の相対観の中に、私たちは住しています。
暑いなら暑いなりに、それを楽しむことが、一番です。
それが、心にも体にも、優しいと感じますね。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せが落ちています。
拾うか拾わないかです。
私は拾います。

ありがたいことに、仏縁を頂いています。
ありがたいと感謝して暮らさせて頂いています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、西日のさした様な暑苦しい話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。