''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

紅白デザインの神戸居留地のアセロラドリンク より。

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今日も寒かったです。
寒い所に一日居て、体が冷えました。

昼間は、温かいお茶が何よりの楽しみかもしれません。
まだ明日もあるので、熱燗は今夜も飲みません。

私は、ポン酢の消費量といい、酸味の強いものが意外に好みです。
先日も業務用スーパーで購入したアセロラドリンクを飲み干しました。
この酸味がたまりません。

アセロラの缶の紅白の色合いが何ともいいデザインです。
紅白と言えば、年末の恒例行事でしょうね。
子供の頃は、レコード大賞、そして、9時から紅白歌合戦と相場が決まっていました。
新年の漫才でも、郷ひろみの紫色の衣装がどうだったのとか、漫才のネタにしていましたからね。

それを聞いて多くの方が、笑いにつながった時代です。
それだけ、年齢に関係なく、ひとつの番組を国民がみんな見ていたものです。

年末ともなれば、時代劇もありましたね。
もちろん、今月のサブテーマの「赤穂浪士」は、定番の時代劇でありました。
最近は。なかなかやりませんね。

紅白と言えば、今年は大河ドラマ平清盛』が鳴り物入りで、特別記念になるはずでしたが、大コケしました。
再度、紅白と言えば、源氏と平氏の旗の色です。
平氏が赤で、源氏が白でしたね。

うどんとそばを、一つのザルに乗せたメニューは、源平と言います。
うどんが白で、そばを赤に見立てます。

源氏は、武家の棟梁です。
古来、源頼朝公以来、幕府を開くのは、源氏の長者と相場が決まっています。
足利も源氏の長者です。

しかし、徳川は源氏長者という事になっていますが、もちろん、三河の豪族が出自です。
それでも、源氏の長者と名乗っています。
どこからか、源氏の血筋をお借りしないと、そうはできません。
過去にも書きましたが、この源氏の血筋をお貸ししたのが、高家筆頭の家柄、吉良家です。

高家とは、足利時代、公方様の一族の呼び名です。
吉良家は、列記とした源氏の血筋です。
戦国時代には、家運も衰えて、細々と家を繋いでいただけでした。

それを、吉良義定の代になって、母方の縁で、家康公に300石で拾われたと言うのが現実です。
もちろん、武功はありません。
血筋の良さだけです。

二代将軍秀忠公の代になって、1500石に加増、綱吉の代には、4200石の大身旗本に列します。
官位は、従四位上・左近衞権少将です。
酸味、いえいえ三位の下の四位です。
20万石並の大大名の格式です。

ただ、石高は4200石です。
大石内蔵助は、石高1500石ですから、こちらの方がより近いですね。
家老と言え、浅野の陪臣ですから、家来の数もずっと少なくて済みますから、生活の水準なら、本来は内蔵助とそう変わらないはずです。

しかし、上杉家との何重もの姻戚関係、また娘らを上杉の養女として、大大名に姻戚関係ほ結んでいます。
政治的な力関係では、まさしく、大大名並の発言力があったいう事になります。

幕府も吉良家を無下にも出来ません。
まして、時の権力者・柳沢吉保とも昵懇ともなれば、幕府は吉良びいきに物事が動いた。
ここが、事件を大きくした要因となったのです。

世の中は、生類憐みの悪法で、鬱積していました。
そこに、赤穂浪士の大事件です。
吉良は悪、浅野は善と言うも、勧善懲悪の方程式が、成り立ったと言う事です。

そうした歪んだ時代に起きた仇討ちという忠義が、もてはやされた。
町人にも武士にもです。
こうなると、吉良は嫌われたという事になりますね。
非業のお家の断絶の末路になったと言えます。

どこかで、勝者と敗者が、ねじれたと言えます。
史実の吉良の殿様は、やはり名君と言えます。
それが、現実の姿です。
やはり、源氏の血筋、映画やドラマみたいな意地悪は、していないと思いますよ。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝しています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、酸味(三位)のあとの後味の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。