''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

マグロとイカとサーモン造りの三種盛り より。

今日は、朝から盛り沢山でした。
愛車のスクーターで、大阪まで走りました。

第二京阪の開通に伴って、側道が通っています。
京都からなら、新掘通りを大阪に向かいます。
久御山ジャンククション、八幡、枚方、守口、そして門真のジャンクションまでが、大雑把な道のりです。

側道とは言えは、車の量も速度も速いです。
民家がありませんから、飛ばす車が目立ちます。
簡単な高速道路のような走り方です。

やはり、日頃とは違いますから、疲れました。
疲労困ぱいです。

もちろん、日帰りですから、帰りの道のりもあります。
それも、帰りは暗い上に見通しが悪いと言えます。
やはり、疲れましたね。

最大の疲れは、営業マンとは交渉事が、一番のネックでもあると言えます。
人の顔色を見て対応するのは、疲れます。
とりあえず、クタクタになりした。

こんな寒い日には、晩酌タイムが何よりの楽しみです。
先日の晩酌タイムの肴です。
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今日も寒ブリの造りが特売でしたので、今夜も刺身で一杯です。
とは言え、先日のマグロとイカとサーモン造りの三種盛りは、豪華でした。
特売の品でしたが、何とも三種盛りとは、気持ちまで華やぎます。
居酒屋さんでも、三種盛りになると、豪華な肴です。

もちろん、パックで売られている物をそのまま食するのも手ですが、やはり、お気に入りの蛤の中皿に盛りなおすと、より食欲が湧きます。
これには、燗酒がよく合います。

酒は燗 肴は刺身 酌はタボ
川柳にしても、なかなか上手に言います。

ただ、慰労の酒ですから、手酌の酒です。
やんごとなき方からすると、手酌の酒は卑賤の酒と蔑まれます。
酒に、下賤卑賤の区別はありません。
楽しく美味しく呑める酒に、上下の隔たりはありません。

長七郎天下御免, 「天 不正があれば此れを断つ。悪に上下の隔てはない!天下御免 松平長七郎
この名セリフが、頭を横切ります。

この方も酔狂な方です。
話の設定では、家光公と三代将軍の座を争い、後に切腹した駿河大納言忠長の忘れ片身です。
しかし、実子の存在は資料上確認されていないと聞きます。

痛快娯楽時代劇としては、面白い設定です。
それにほぼ毎回、知恵伊豆と呼ばれた老中・松平伊豆守信綱の屋敷へ出向いて、事情を聞き、難事件の解決を依頼されることが多いです。

切れ者の伊豆から事件依頼をされるのは、有りえない事です。
それ以上に、勝手に人の屋敷に押入ることも、これまた犯罪です。
正義の者の所業ではありません。

でも、勧善懲悪の絶対的正義と言う前提で、すべてが許されます。
何か違う気もします。
そうワンピースで、正義と書いた制服を着た海軍将校のようですね。

悪い海軍将校も多いです。
人がする絶対的正義は、ありません。
それは、絶対観でなく、相対観の中に住む私たちの世界です。
何かに比べて、正しいかそうでないかだけです。
人を一人殺せば、犯罪ですが、数万の敵を殺せば、英雄です。

仏の世界では、すべてが悪であり、すべてが罪です。
殺生はいけません。

でも、人は殺生しなくては生きてはいけません。
生きているだけでも、人は罪人です。
それを、業(ごう)と言うのかもしれません。

燗酒の美味しい肴も、罪人の象徴です。
それも、業というしかありません。
でも、その業と言われようと、晩酌の嬉しさに、正義も見えません。
それこそ、悪行三昧の不埒な行いと、非難されるかもしれません。

難しいことを考えず、燗酒で楽しい晩酌タイムを過ごしたいです。
ありがたい仏縁を頂けたと感謝しています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。
それを願うばかりです。
今日も一日、私も世の中も、平穏無事でありますようにと念じます。

最後まで、酒肴、それは愛 遠いみちのりの話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。