''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の食卓ものがたり 造りの三種盛り より。

朝からいい天気の大阪の地です。
昨日の曇天から一転、晴天ですね。

 

少し汗ばみます。
娘のゆうゆうも、今日半袖にしています。
髪の毛も少し汗ばんでいます。
やはり、今日は暑そうです。

 

明日からの雨の天気予想に、壁壁としています。
さあ、どうなるのか、先の向こうは読めません。

 

向こうと言えば、料理の世界では、向附ですよね。
会席では、向附と言えば、大抵造りを指します。

 

最初に、先附の前菜、次に、椀物、そして、向附と続きます。
お酒が飲みたくなるものばかりです。
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我が家の食卓に上った造りの三種盛りです。
スーパーで買って来たものを、嫁と二人でシェアーして、盛り直しました。
器は、百均のものです。
2歳児ゆうゆう用の揃いの皿を使いました。

 

大根のケンも、水でさらして盛り直しました。
これなら、まさしく向附の鉢にしても、悪くないですね。
家なら、これで十二分に楽しめます。

 

家と盛りと言うキーワードから、あの和歌を思い出します。

 

家にあれば笥に盛る飯を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る
(いえにあれば けにもるいいを くさまくら たびにしあれば しいのはにもる)
                 BY 有馬皇子

 

意味 家にいる時は器に盛って食べるご飯を、旅の途中なので椎の葉に盛って食べています。
この時、有馬皇子は、反逆の罪に問われて行く時の旅で詠んだ歌と聞きます。

 

器は大切です。
何でもいいう言いながら、器で食欲が掻き立てられます。
高価な器である必要はないと思っています。
ただ、高い器を使えば、もっとご馳走に思えることが多いですけどね。

 

百均の器を求めることがありますが、なかなかこれと言うものが少ないです。
中には、これがいいと思うものもあります。
それが、百均の器の魅力でもあります。
使い方も、いろいろと工夫が必要になりますね。

 

まだまだ修練が必要です。
酒道の道も、まだまだ修練が必要です。

 

でも、プロなら、造りの盛りの添えモノ(ツマ)に、浜防風とか穂紫蘇を添えれば、使えますが、家なら使えるモノが限られます。
浜防風は、献立の中にも、ツマにも関わらず、記載されることがあります。
知らないと、どれどれと探しますよ。
知っていると、これと一発で堪えられます。

 

わざわざ献立に書く必要はないように思えるモノも、会席の献立に書かれることが多いです。
献立が、板長の筆書きなら、それだけで、料理が美味さうに感じますからね。
筆書きは、必要です。

 

「酒は燗、肴は刺身、酌はタボ」と言いますからね。
燗酒には、刺身が合うと言う事なんでしょうね。
もちろん、我が家の酌は、慰労の酒の手酌酒です。
酒に、貴賎卑賤はないと思いますが、品よく呑みたいと思うのは、私の理想です。

 

飲食に於ける池波正太郎の世界観は、私の理想でもあります。
今日の昼間に、何を食べたいかと想像を掻き立ててくれます。
そばにしょうかなって、独り思いを廻られます。

 

そばには、この時期、冷ですよ。
冷と言っても、冷酒ではありません。
常温の酒です。
うーん、昼間から呑みたくなりますね。

 

今夜も晩酌タイムは楽しみです。
ありがたいです。

 

日々の暮らしの中で、平穏無事に過ごしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがとさんです。