''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

小崎新聞舗100周年記念 珠玉の名曲コンサート より。

暑いです。
とても暑いです。
どえらい暑いです。

暑いと言う言葉が、これまた暑さを倍増します。
暑い時こそ、精神的な涼しさを求めます。

昨日は、相方がゲットして来てくれたクラシックのコンサートに参りました。
私のイメージには、似つかわしくありません。
コップ酒に、手酌と来れば、ド演歌のイメージかもしれません。
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でも、少し気持ちを整えて、いざ会場に向かいました。
小崎新聞舗と言うのは、町の新聞配達屋さんの名称です。
新聞配達を始めてから100年が経つと言う老舗です。
これは凄いと言えますね。

そんな新聞配達店が、クラシックコンサートと言うには、すごいことですね。
もちろん、毎日新聞社スポーツニッポン新聞社などが後援しています。
実質的には、毎日新聞社が主催したようなものだと感じています。
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ピアノ、チェロ、ヴァイオリンのコンサートでした。
ピアノは、東京音楽大学教授・清水和音氏、チェロは、遠藤真理氏、ヴァイオリンは、大江馨氏の演奏でした。
東京音楽大学教授・清水和音氏と言えば、日本を代表する名ピアニストのようです。
もちろん、素人の私には、そのお名前すら存じません。

生演奏でピアノ、チェロ、ヴァイオリンの音が楽しめる機会は、私の生活の中では貴重な時間です。
中でも、ショパンポロネーズ 第6番 変イ長調作品53「英雄」は、私の知っている曲でもあり、ピアノの力強い演奏に、聴き込んでしまいました。

ショパンのピアノは、どちらかと言えば物静かなイメージです。
それをここまで、祖国ポーランドの栄光をたたえる曲に仕上げているのは、祖国愛の強いショパンの気持ちが表れています。
そのショパンの「英雄」を清水和音氏の演奏が、ショパンの気持ちのように聞こえる錯覚がありましたね。
やはり、日本を代表する高名な名ピアニストの先生なんでしょうね。

ショパンと言えば、ショパン ノクターン 第20番 嬰ハ短調 「遺作」(Chopin Nocturne No.20 cis-moll)が一番好きかも知れません。
戦場のピアニストのイメージでしょうかね。
フジ子・ヘミングさんのピアノが、私の中では、この作品が聴き込んでしまいしまた。
何とも言えず、余韻がいいんです。

私の中で、もっと優れたピアニストと言えば、リバティ(ディヌ)氏でしょうね。
二番とかは聞かないでください。
何かピアノの音に、魂があるように思えます。
人生を凝縮した生き方みたいなものを、何となく感じます。
短命でしたからね。

ショパンの曲も、こうした細い線を感じます。
少し寂しい曲が、私のイメージでしたが、この「英雄」を聴いて、何か違う一面を感じたと言うのが、私の感想でした。

それに後半の演奏は、ベートーベンのピアノ三重奏曲 変ロ長調作品97「大公」でした。
うーん、聴きごたえのあるピアノ、チェロ、ヴァイオリンの取り合わせで

やはり、生演奏に勝てる音はないんですね。
空気感と言うのが、生演奏にはありますね。

しばし気分の転換になりました。
でも、クラシックのコンサートは、気合いを入れないと、睡魔に襲われそうになりますからね。
近くの方も、熟睡されていた方もおられました。
どちらにしても、猛暑をしばし忘れることが出来ました。
貴重で、ありがたい時間でした。

日々の暮らしに、ささやかな幸せがあります。
ありがたいと感謝して暮させてもらっています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、素人の丁々発止感想に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。