先日、保育園の帰り、近くの家電量販店に寄って来ました。
いつものように、愛娘4歳児ゆうゆうのテリトリーの範疇です。
我が物顔で、店内を進みます。
おもちゃも見て、ピアノを見て、4K8Kの大型テレビを見て、最後にスマホを見るのが、いつものコースです。
最近、目についたのが、電子ピアノです。
我が家には、嫁のピアノがありますので、ピアノのの購入予定はありません。
ただ、最近の電子ピアノは凄いですね。
世界最小デジタルピアノ Privia PX-S1000 愛娘4歳児ゆうゆうと、触ってきましたよ。
目についたのは、「15年目のPriviaは、小さい、いい音、カッコイイ。」でしたね。
鍵盤の後方にある操作パネルは、艶のあるフラットなタッチ式になっており、ボリュームダイヤルもパネルに馴染見やすいシンプルなデザインになっていますね。
すっきりとしたパネル周りに、何だか調子抜けします。
どこを触ったらいいのか、直観的な感覚です。
もちろん、私はピアノは弾けません。
でも、気になった機能が、Bluetooth接続で広がる使い方です。
最新のデジタル化が進む中、今の時代の電子ピアノは電子機器との相性が大変良く、Bluetoothでスマホやタブレットと連動させて、機能を拡張できるモデルが主流となっているようですね。
このプリヴィアも、Bluetooth接続状態にして、スマホやタブレット側の接続設定してペアリングを行うことが出来ます。
専用アプリの『Chordana Play』を使って、電子ピアノのプリヴィアの設定や細かい調整できるようになります。
要するに、出来ることは、スマートフォンやタブレットと接続してBluetoothスピーカーとしても使えるし、MIDI入力に対応した機器と接続すればMIDIキーボードにもなると言うことです。
素人の私には驚きです。
それが、ネットの価格7万円以下で手にできるということです。
それに、単三乾電池6本でも駆動すると言うのも、驚きです。
とは言えは、娘には購入予定はありませんが、私が欲しくなります。
って、私はピアノを弾けません。
この素人とがと言う莫れ、50歳を過ぎたピアノ素人の漁師さんが、リストの「ラ・カンパネラ」を弾くという動画を観ました。
世界中のピアニストが、口を揃えて一番難しいと言うピアノ曲と評するのが「ラ・カンパネラ」だそうです。
フジ子・ヘミングさんの演奏は凄すぎます。
魂を持って行かれそうになりまからね。
「カンパネラ」とは、鐘の事のようですね。
ですから、高音の所が、鐘を鳴らしているように聞こえるのでしょう。
曲を作る方もすごいし、こんな難曲を演奏するのも、凄すぎますね。
演奏者の魂を感じます。
ですから、聴き手の魂と同調して、不思議な空間を共有します。
そうBluetooth接続のスマホやタブレット側の接続設定しての「ペアリング」みたいな感じです。
私の中では、ディヌ・リパッティの演奏ですね。
そう私たち世代では、ウルトラセブン最終回で流れたリパッティの「シューマン:ピアノ協奏曲」が印象的でした。
命の灯が、消えかけそうな中での最後の演奏は、危機感があって、素人にも何か感じますからね。
落語の『死神』の命の蝋燭が消えそうなあの独特の雰囲気の演者の見せ所です。
アニメ・ドラマで言うなら、雲田はるこさんの『昭和元禄落語心中』の中で「菊比古」が演じた「死神」の演技が良かったですね。
ドラマの方では、菊比古、後の八代目 有楽亭 八雲を演じた岡田将生さんの演技は、今でも心の留まりましたね。
名曲の公演や映画やドラマの名演は、水がスポンジのように、一気に何かを吸い上げます。
乾いた心に、何か満たしてくれます。
時に、「アジャラカモクレンテケレッツのパ」と呪文を唱えるか、それとも 「リーテ・ラトバリタ・ウルス アリアロス・バル・ネトリール」と唱えるか、私としては悩むところです。
それはそれで、ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。