''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

熱々の枝豆のすすめ 天日塩 南の極みを振りかけて より。

暑いですね。
京都では、大雨の影響が出ています。
まだ、ヤフーの天気情報を古巣京都伏見にしたままでした。
ですから、京都の天気情報は、逐一携帯電話に入ります。

すでに新しい大阪での住所での登録にしています。
先日も、メールが届いて少しして、大雨でした。
予想は、意外に正確です。
それを見て、小降りになるまで、少し雨宿りしていました。

今の大阪の天気は、晴天です。
強い日差しに、先ほど洗濯を終えた所です。
しかし、ヤフーのメールでは、もう少しすれば雨が降りようです。
特定の限定した地域かも知れませんが、ほぼ外れることはありません。
1時間辺り53ミリの強い雨の予想です。

バケツをひっくり返したような雨を想像して見て下さい。
それより強い雨です。

暑さと雨の湿気で、汗をかきます。
塩分補給が必要です。
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先日少しいい枝豆が売られていました。
私の好きな枝豆の食べ方は、熱々のまま頂きます。
枝豆が冷たいモノと言うのは、お店の事情です。
とりあえず、ビールと枝豆と言う言葉に、すぐに出せるように、枝豆が冷やされています。

でも、冷たい枝豆より熱々の枝豆の方が、豆の香りがいいです。
熱々に、天日塩 南の極みをフリフリしています。
しっかりとした固形の結晶ですから、ゆっくりと溶けます。
まるで、岩塩のような味わいです。
深いコクと甘みを感じます。

科学的なナトリウム塩ではあります。
とげとげした感覚がありません。

地の枝豆だけに、豆の甘みがいいです。
枝豆の香りがいいです。
塩のコクとミネラルのバランスもいいです。
深~い味わいです。

やっぱり少し冷えたくらいの夏らしい発泡酒がよく合います。
キンキンに冷えたビールや発泡酒は、香りが悪いです。
お通しに出された枝豆の不味いのが、最悪です。
枝豆の殻が口に触ります。

料理屋さんでは、生の枝豆をあたり鉢に、少し塩入れて、あたり鉢に当てます。
枝豆の周りの産毛を採るためです。
そして、枝豆の両端に包丁で落とします。
こうすると、この両端からお湯が入って、湯がきの時間が短縮されて、茹であがりに斑が出にくくなります。

手間です。
一皿、300円の枝豆には無理です。
八寸の上に乗った枝豆にしか出来ません。
一皿なら、1000円は頂かないと採算は合わないでしょうね。

料理屋さんなら、焼酎に入れる梅干しが、1つ500円の値段が付いています。
もちろん、いい梅干しです。
でもね。

料理屋さんでは、この時期、竹酒が出されます。
よく冷えた青竹の入れ物に、冷えたお酒が入っています。
1合、1200円です。
大抵の注文は、2~3合ですね。

中身は、1本700mlで1,000円ほどの普通の日本酒です。
料理屋さん価格です。
もちろん、呑めるのは、お座敷の会席のお客様です。
お座敷には、それぞれ名前が付いています。

私が居たのは、特殊な地域の名前が付いていましたが、大抵は、鶴の間や藤の間など、花鳥風月をモチーフにした命名です。
山の名前もありますよね。

でも、日本酒の銘と言えば、正宗が多いです。
あの鎌倉時代の刀工・相州入道正宗の名前です。
キレがあるという意味なのか、日本一と言う意味なのか、少し不明です。

天下三作と言えども、粟田口藤四郎吉光越中義弘の名前では、どうも雰囲気が違います。
俗に、「郷(義弘)とお化けは見たことがない」と言われる幻の義弘の刀です。
でも、有名な郷(義弘)には、稲葉江や富田江や五月雨江があります。(郷の字を江と表記する)
もちろん、正宗十哲のお1人です。

27歳の早い黄泉への旅立ちでした。
60歳や70歳まで生きていれば、もう少し評価も下になっていたのかもしれません。
本阿弥家の策略を感じます。
無いからこそ、値段も評価もあがります。

ただ、当時の義弘は、正宗ファクトリの一作業員ですから、銘を切らないのも当然です。
師匠の正宗も、基本銘を切りません。
銘を切るのは、幕府に納める以外の短刀などの特別注文品に限られるように聞きます。
まぁ、食い扶持を安定させる営業みたいなものでしょうかね。
現代なら、公務員の副業禁止の沙汰を受けるのかもしれません。

それでも、正宗ファクトリーの短刀は、面白いです。
俗に庖丁正宗と呼ばれる短刀は凄すぎます。
あれは使いにくいと思いますよ。
切腹しにくいです。

世に、正宗で大根を切るとことわざもありますけどね。
大根切るには、いい感じです。
実際切ったら、油だらけで食べられません。
使いも物にはならないですね。

短刀は、使う物でなく、武士の権威の象徴です。
江戸時代になると、脇差に変わり、短刀の需要は少なくなります。
私的には、刀を腰にさして、短刀を正面に差すのはカッコいいと思います。
刀と脇差の閂は、どうもしっくり来ません。
無粋な感じがします。

はまぐり中皿に、熱々の塩した枝豆を盛るのは、納まりがいいように感じます。
今日もこれと熱々の餃子で決まりです。

日々の暮らしに、ささやかな幸せがあります。
ありがたいと感謝して暮させてもらっています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、ちょっとだけ盛った話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。