週末の我が家のランチと言えば、パンかピザが多いですね。
もちろん、毎週ではないので、麺類も多いです。
小麦粉って言うか、粉もん文化の関西の食文化かもしれません。
たまには、そば屋で日本酒頂きながらの素敵な大人の時間もいいかもです。
子供が一緒なので、そう言うことは出来ませんからね。
それなら、家でそばを湯がきたてのまま、そばを冷水で〆て、もりそばにしてもいいし、天ぷら添えて、天ざるにしてもいいですね。
右手にあるのは、日本酒、寒いので熱燗にしてもいいし、常温の冷でも美味いです。
そばと日本酒は合わないというのが、かの魯山人の意見です。
これも、賛否があるますね。
そばを口の中に含んだままでの日本酒よりは、口の中にそばがない字様態での、日本酒の味わいなら、いいと思います。
そばの香りが命なら、ざるでもなく、もりの選択もあります。
ただ、温かい蕎麦を手繰るなら、燗の酒もあります。
難しい食べ方でなく、人様に不愉快を掛けない程度の作法をもって、そばを食べればいいだけです。
ただ、そばを啜る音も、それもそばを食べる食文化なので、これは無作法ではありません。
そばを、上品な啜る音は、食欲を増しますからね。
間延びしたズルズル音は、深いです。
少量のそばを摘まんで、そばつゆに少しつけて、口の中で合わせるのは、テクです。
関西人なら、一度そばつゆを口に含んで、そばつゆの辛さを確認することも必要です。
関東のそばつゆ辛すぎることがあります。
だから、関東のそばは、そばつゆに漬けずに食べる様になったのでしょう。
そばをそばつゆに、ちゃぽ漬したら、辛いでしょう。
関西のそばつゆは、それ程辛くないです。
この辺り食文化の違いが如実に表れる所です。
地方のそばどころでは、東京のそばは茹で過ぎだと言われることもあります。
そばは、もっと硬いモノですからね。
地域地域で食べ方が違います。
それも、郷に入っては郷に従えと言います。
刀の世界では、郷とオバケ(化物)は見たことがないと言います。
郷とは、天下三作の1人、越中郷の義弘ですね。
正宗十哲の1人です。
正宗ファクトリーの代表取締役副社長って事ですね。
正宗の代作もしたでしょうから、郷の義弘の銘はありません。
特別に刀作ご依頼の贈答品の短刀にだけ、銘を入れるのでしょうね。
これは、幕府にお納めするモノとは別に、別料金の個人収入になるのかもしれません。
庖丁正宗と呼ばれる短刀が3口、料理が好きな武家への贈答品だったと言われると、少し夢もありますね。
穴あき庖丁もありましたので、そば切り庖丁ではないはずです。
話がそばに、つられてしまいました。
今日の話は、チーズマカロニグラタンと焼きたてパンのランチの話です。
焼と言う点しか共通していませんが、火の中の鉄に焼かれたというから同じです。
グラタンは、舌が切れるほど熱々です。
7歳児のゆうゆうも、熱々の鉄板に触れて、懲り懲りしていますので、近づきません。
チーズ多い目に仕上がっていますので、チーズの焦げる香りが強くします。
パンも、焼きたて熱々です。
クロワッサンの形をしていますが、パイ生地ではなく、普通のパンです。
中身は何も入っていません。
チーズマカロニグラタンとの相性もいいです。
食卓に鉄板のまま、配置しています。
中皿に取り分けて、銘々フォークを使って戴きました。
フォークの銘は、「Kamei STAINLESS (カメイ)」です。
寒山先生なら、心付け添えると、「カメイと銘あり」と鞘書きになるのかもしれません。
嫁愛用の昭和レトロなKameiのフォークです。
スプーンもフォークも、昭和レトロはいい雰囲気です。
住いも嫁の実家ですから、いろいろなレトロなモノがあるようです。
懐かしい鉄板と木製の鉄板式、そうそうナポリタンスパやハンバーグも、当時はこの鉄板に乗って来ましたからね。
家族分の3セットはあると聞いたので、我が家の料理でいつかやってみたいです。
もちろん、嫁も私も昭和の高度成長期をリアルタイムで生きていました。
私などは、アポロ11号の到着のテレビ放送を見ていました。
月の石、万博といい、リアルタイムの子供時代でしたよ。
また、生きて間に、大阪で万博が開かれるなんて、不思議な気持ちです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。