''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

普通のそら豆と、赤いそら豆の塩ゆでの前菜 より。

先日の土曜日、郷里播州に行ってまいりました。
俗に言う里帰りです。

今回の任務は、岳父と嫁と私の三人での遠出となりました。
郷里の我が家での、顔見せを兼ねてのご挨拶と言う事になります。
両親と岳父とは、すでに天満宮にて、二度目の顔見せをしていますが、他の家族とのご挨拶と我が家に一度来てもらうのが、本来の目的です。

こちらの方も、無難に事なきを得て、予約のお店での食事会と言う流れでした。
とは言え、我が家に戻るのは、8年ぶり近くになります。
自分の家に入る路地を見失ったくらいです。
やはり、時代の流れと共に、家の周りの風景も変わりました。

20歳まで、我が家で過ごしましたが、もうその1.5倍を他の場所で生活をしてことになります。
年月と言うのは、流れて早きです。
古今和歌集春道列樹の「昨日といひ 今日と暮してあすか川 流れて速き月日なりけり(0572)」が飛び出しそうです。
そう来れば、小堀遠州本歌取りの名物「飛鳥川」(湯木美術館蔵)の釉薬の流れをイメージ出来れば、数寄者の仲間入りでしょうね。

流れ早きは、年月です。
父も今年傘寿となり、一応のけじめも出来たと喜んでおります
時同じゅうして、岳父の思いも同様かと推察致します。

移動時間も、休憩しても、高速道路利用なら、2時間を十分に切ります。
またの機会もありでしょう。

その帰り、父が自家製の農作物を段ボールに詰めてくれていました。
車の後ろに入れて、我が家を去った後、家で開けてみると、その中の一つがそら豆でした。
母が、赤いそら豆は珍しいと、言っていたのを思い出しましたね。
イメージ 1

それじゃと、一番好き食べ方で頂きました。
もちろん、そら豆と言うとも塩ゆでです。
蛤の中皿に2種盛、のぞきの染の小皿に、オーストラリア産の南の極み天然塩で頂きました。

これには、やはり日本酒です。
やはり、美味いです。

定番のそら豆も美味いですが、赤いそら豆は小ぶりですが、ほくほくした感じがします。
味も少し濃いです。
初めて食べるそら豆です。

二つ並べると色合いも悪くないです。
ありがたいことです。
しみじみと、頂いた日本酒の味も、染みわたります。

ちょっと幸せかもです。
泣かれて早きは、月日だけではありません。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、吉兆な無駄な時間を使わせた話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。