''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

コロナ戦 家で籠城中 支援の手作りマスクが届きました より。 

保育園の登園停止要請を受けて、平日は娘と過ごしています。 

すでに、早15日が過ぎました。 

月日の流れは早いです。 

 

昨日といひ今日と暮らしてあすか川 流れて早き月日なりけり   by 春道列樹(はるみちのつらき) 

和歌が思い浮かびます。 

それとも、名物 飛鳥川釉薬の流れを思い出した方は、相当の数寄モノです。 

 

万葉仮名なら、「安洲賀」、「阿須伽」あたりはでしょうね。 

万葉仮名と言えば、落語の「はてなの茶碗が思い浮かびます。 

 

噺は、京都清水さん音羽の滝近くの茶店で、油屋の男が休憩していた。そこに京では有名な茶道具屋の金兵衛通称「茶金」さんが、茶屋の1つの茶碗を不思議こねくり回しながら、「はてな?」と首をかしげて茶店を出 

それを見ていた油屋は、あの茶金目が留まった茶碗だけに、さぞかし値打ちのあるものに違いないと思いつく。そして、茶屋の店主にその茶碗を買いたいと申し出るが断わられる。断る店主手元が滑って茶碗を割ると言われて、しぶしぶ油屋は最終的に二両売った。 

 

油屋は京の茶金の店へ押しかけ、対応した番頭に千両の値打ちがあると言って茶碗を売り込むが、どう見てもただの安物の茶碗買い取りを拒否される。番頭と押し問答となり金兵衛本人が出て来たその茶碗について聞かれた金兵衛は、ヒビも割れもないのに、どこからともなく水が漏れるので、「はてな」と首をかしげだけと打ち明けた 

 

その後、この話が、茶金さん出入りの関白・鷹司公に伝わり、鷹司自らによつて「清水の音羽の滝の音してや 茶碗もひびにもりの下露」という歌が詠まれる。それが時の帝に話が伝わり、直接茶碗を見たいと所望されて、茶碗に水を張って、水が漏れるので「はてな」と感心されて、茶碗には万葉仮名はてな」の箱書きが加わった上に、これを鴻池善右衛門が千両で買い求めたいう話の流れです。 

 

わらしべ長者的な、面白い話の上りが、千両になったと言うから、演者の腕の見せ所の話ですね。 

ただ、この噺、元をただせば、戦後途絶えていたのを資料を基に再構成したもので、基本の筋はそのままだが、ほぼ米朝師匠による創作とされている言うウィキペディアWikipedia)』参照 

 

時代からすれば、江戸の後期と思われるので、この関白は、鷹司 政通(たかつかさ まさみち)公であろうと推測されます。 

文政6年(1823年)に関白に就任、天保13年(1842年)には太政大臣に就任安政3年(1856年)に辞任するまで30年以上の長期にわたって関白の地位にあった御仁です。 

お仕えした帝は、光格天皇仁孝天皇孝明天皇と言うことになりますので噺は創作ですが、そんな時代であったと思えば、より面白くこの落語が楽しめます。 

 

はてなと言えば、今日の郵便ポストに何か入っていると、嫁の声がしました。 

もしかしたら、マスクの配布かと思えば、回収したので、我が家に届くはずもないです。 

でも、手作りのマスクでした。 

 

嫁が、静岡の母と慕う我が家では、「静岡のばあちゃん」と4歳児ゆうゆうと呼んでいます。 

すでに、2日ほど静岡まで足を延ばして、ゆうゆうにも逢って貰ったことがあります。 

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4歳児ゆうゆうの分の手作り子供用マスクです。 (台はきれいにしています)

私たち夫婦の分も入っていました。 

私とゆうゆうのお揃いバージョンも、この他にあります。 

 

籠城している我が家には、支援の品は貴重です。 

支援の品と言えば、時同じくして、嫁の戦利品の16食分のテーブルマークのパックごはんが届きました。 

いろいろと支援があっての籠城です。 

ありがたいと感謝しています。 

 

まだまだ続くこのコロナ禍にあっても、外出自粛をして、感染阻止に繋げたいです。 

とは言え、大阪では、この最中パチンコ屋が開いていて、施設の氏名が公開されています。 

家の近くではないですけれどね。 

 

マスクをして、手洗いをして、感染拡大阻止に努めたいです。 

もう少し気持ちのモチベーションを維持することとに、重ねて努めたいです。 

 

親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。   

ありがたいことです。   

   

ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。   

ありがたいことです。   

   

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。   

神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。   

ありがたいと感謝です。   

   

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