''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の食卓ものがたり 大皿に盛った手作り餃子 より。

先日のオフの前日、嫁がせっせとこさえてくれた餃子がいっぱいありました。
餃子を作るのは、嫁の得意とする所です。
焼く手は、この私です。
餃子となれば、共同作業になります。

フライパンに、めいいっぱい作ってくれた餃子を隙間を作らずに、並べて来ます。
まるで、そうした料理があるかのようです。
少し熱して、油をしたフライパンに、並べるのは圧巻です。
ここに、水をたっぷりと張ります。

要するに、焼くと言うよりは、蒸し焼きにするのが、ポイントです。
蒸し焼きと言っても、水は餃子の方まで入れます。
餃子のどこが肩か問われても、撫で肩になっている辺りです。
ほとんど、蒸と言うよりは茹でと言う感じです。
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もちろん、熱したフライパンに水を入れないと、餃子の皮がふやけて、破れます。
最近の中国では、焼き餃子もありますが、私が行っていた1988年では、まだ餃子と言えば、水餃子か、蒸餃子を指していました。
要するに、焼き餃子は、残った水餃子を温める家での賄いごはんだったわけです。

餃子の皮も厚いのが普通です。
日本のようなパリッとした食感はありません。
最近の中国は、今のように裕福でなく、日本の物価の価値で言えば、500分の1~1000分の1の間であったと記憶しています。

ここ30年近くで、これだけ時代が変わるとは思ってもいなかったです。
当時、1元は40円くらいでしたね。
町中なら100元札で買い物をしても、お釣りがないことが、ほとんどでした。
長期滞在留学生が、近くの一流ホテルで、日本食レストランで親子丼を、90元近く出して食べたのを聞いて、驚きました。

私のような学生が、中国人の女友達とごはんを食べに行って、支払いに困ることはありません。
定食屋さんではありません。
上海では、名だたる高級中華レストランです。

日本なら入るのに、ドキドキするくらいの高級ホテルや高級中華飯店です。
でも、学生風情でも、十分に支払う事が出来ました。
もちろん、中華料理ですから、1人では参りません。
日本人の友達となら、中国の友人と一緒にごはん食べることは、用意でしたからね。

こんな爆買いされる時代になるとは思いもよらなかったです。
そう言いながら、数年前まで、日本に来るにも所得などの制限があったのも事実ですから、ここ数年の出来事です。
ほん数年前まで、中国からの留学生も、仕事場で大勢仕事をしていた位です。

そんな大量に買い物して待ちを中国人が、我が物顔であふれる時代が来たのは、ほんここ数年の事です。
中国人には、お金が正義と言う所があります。
お金に対して、何か罪悪感がないんです。
巨万の富を得た中国人は、中国に財産も持たず、海外に拠点を置こうとしますからね。

そもそも中国のビックマネーは、どこからやって来たのか不思議です。
資源を持つと言っても、その資源をお金に換える技術が不足していました。
中国のバブルの意味が分かりません。
ある日突然、お金持ちになった気がするだけです。

日本の支援してもらった新幹線を自国の開発したものだと言い張る気持ちが分かりません。
他人のものを欲しがる性質があるみたいですね。
その内、尖閣諸島だけでなく、東シナ海も、日本海も、沖縄も、そして、この日本も同じ大陸灘にあるので、中国のモノだと主張し始めます。

こうした世界のリーダーにふさわしいのか、疑問のまま、バブルが崩壊し始めています。
日本のバブル崩壊の現象に、似ていると思う所が多いです。

株を買う為に、借金してその金で株を買い続けるのに、似ています。
株や資産が上がり続けると神話状態が、市民レベルに定着し始めています。
その為に、借金して株を買う人が増えています。

中国の高僧マンションが、よく表しているように思います。
「キスをするマンション」が、あたらこちらにあると聞きます。
要するに、まっすぐ高層マンションが経っていないのです。
短期間に売れる高層マンションを作るのは得意ですが、安全性などはどうでもいいのが、こうしたマネー主義でしょうね。

金持ちは、空気の汚れた中国本土に住まないでしょうね。
今あるお金で、他国に移転しているようにも思えます。
子供には、海外留学をさせます。
やはり、日没する国の要素は強いです。

世界から孤立しないように、新しい銀行システムを作り、その26%を占めることで、自国を主張しようと画策していますが、このギリシャの問題を踏まえたうえで、とん挫する可能性もあります。

中華と言えば、世界中にある中華料理でしょう。
その土地土地にあった中華料理が定着して来ました。
マーボー豆腐しかり、海老チリしかりです。

他国と上手に強調できるのが、中国人の英知だと思っていました。
ここに来て、有史以来選挙すらしたことがない国が、世界のリーダーとなれるとは思いません。

人権然り、政治然りです。
これと言う核がないですから、いずれ崩壊すると思われます。
中国人の優れたところも多くあります。

マナーの悪い中国人は、本来の中国人ではありません。
本来の優れた大国としての中国であって欲しいと思います。
政治と金が、何重にも癒着した病気で言えば、末期的な様相があるように思えます。

我が家で作った手作り焼き餃子は、中国の味でなく、日本の過程の味に変身出来ています。
なかなか美味しく出来あがっています。
本来、餃子は、チャォツと発音しますが、これが子供を授かると言う意味の交子と音が同じですから、結婚式などの祝いの料理だとも聞きます。

もちろん、お米の獲れない地域、今の北京辺りの代表的な料理ですよね。
上海には、上海料理、四川には、四川料理、広州には、広州料理があります。
中国料理とひとくくり出来ないほどの幅があるのが、中国料理です。

それだけのバリエーションが、本来の中国人にはあるはすですからね。
今後の世界情勢にも国際政治にも、いいようになって欲しいモノです。

貧家の我が家の食卓から、世界情勢を推移することは、不可能ですが、餃子を持った大皿のように丸く収まって貰いたいです。
美味しかったよ。
ご馳走様でした。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、世話焼きな素人の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。