''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の食卓ものがたり 鰆の塩焼きに、国産(岩城)レモンを添えて より。

朝からマックスに寒いです。
のりぴー語なら、マンモウ寒いでしょうかね。(そう言う世代です)

雪は積もっていなかったですが、寒さは半端いなですね。
今年が暖冬だっただけに、例年の寒さに戻っただけで、これほどの体感気温になるんですね。

ただ、今年一番の寒波です。
大雪には、注意が必要です。
日本海側にいる義妹が心配ですよ。

寒いの原因なのでしょうかね。
嫁の岳父が、軽い脳梗塞で急遽再入院です。
昼から様子を見に参ります。

いろいろと心配ごとが多いです。
娘ゆうゆうも2400グラムと、健やかに成長していますが、呼吸器やら母乳量の摂取やら、独り立ちするにはもう少しかかるようです。
私達に早く逢いにやって来てくれ多分、体に負担をさせています。

キッチンや食卓には、娘ゆうゆうの写真を置いています。
ささやかなながら、嫁が作ってくれる食卓のごはんに、GCUのゆうゆうと一緒に、食卓を囲んでいる気持です。

時に、美味しいお菓子が作れたと言えば、ゆうゆうの写真の前に、蔭膳を置いて、健やかな成長と早い帰宅を念じています。
父も母も、一日も早い帰りを待っています。
3人で、ささやかながらも穏やかに暮らしていこうね。

貧家の食卓と言えど、精神的な幸福感は強いです。
先日の食卓には、私の健康を気遣って、焼き魚です。
コレステロール値が高いので、青背の魚を中心に、和食が我が家の食卓の定番です。
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焼き魚と言えば、魚を焼いただけと思いきや、単純な調理法だけに、その調理法にはテクが必要です。
もちろん、酌塩然り、添え物然りです。

塩は、味付けだけの塩ではありません。
薄く塩をすることになり、魚の臭みを取ります。
もちろん、魚の塩加減が、味を左右する事も当然の成り行きです。

この日は、鰆の塩焼きです。
綺麗な新鮮な鰆の切り身に、私が塩を打ちました。
そして、グリルで焼き魚を焼きました。
遠火の強火気味にしました。

皮目も、ぱりっと焼けています。
魚の皮の美味さは、焼き魚の命です。
このパリッと焼いた皮目の美味さを、強調するのが、塩とレモンの酸味です。
レモンは昨日の記事の児玉さんの岩城れもんです。

美味いです。
レモンの酸味と香りと、塩加減、魚の脂とが入り混じって、本当に美味いです。
もちろん、焼いた鰆もふんわりと焼けています。
ここが、テクの見せ所です。

後ろから、♪ラィディーン~の音楽が聞こえてきそうです。
テクノ違いです。(今日はここしか笑うところないですよ。ねぇ~とおるちゃん!!)
そんな会話も通じない時代です。

昭和が懐かしいです。
そう言えば、昭和の時代劇の定番の一つ『遠山の金さん捕物帳』の初代の金さん・中村梅之助さん死去されたニュースを見ました。
懐かしい時代劇と言えば、中村梅之助さんを忘れる事は出来ませんね。
時代劇捕り物の定番でもありましたからね。
伝七捕物帳』(1973年、日本テレビ)の 黒門町の伝七 親分役も、私の中でのはまり役でした。

黒門町(くろもんちょう)の」なんて古い地名が、何とも様になる呼び方になりますね。
それじゃ、「黒門町(くろもんちょう)」の師匠と呼ばれた名人・八代目桂文楽を思い出しますよ。
現代の住居表記なら、「上野1丁目の師匠」じゃ、様になりませんよね。

春風亭柳枝師匠も、「蔵前の師匠」と地名で呼ばれていたと聞きます。
ここで、中村梅之助さんと春風亭柳枝師匠も、談洲楼燕枝繋がりで戻りそうです。
「よー、成駒屋」そう言って、一旦黄泉の幕に下がって、次の二幕の来世の登場を楽しみにしたいです。
私が生きている間にお願いします。

今日の大雪の日なら、「雪の杖  道迷う人に  譲りけり」(二代目談洲楼燕枝元句)でしょうね。
このご時世、道を問う人でなく、その道自身を見つけられずに、居る方も多いです。
時代劇も、迷い道に入っていますからね。
すべての噺が、十八番(おはこ)と言った大師匠が凄いです。

静かにご冥福を祈ります。
「よよよい。よよよい。よよよいな。めでたくはないけれど・・・・」

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、レモンの酸味で目が沁みる話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。