''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

最高級 奥吉野 深山そば を頂きました より。

今日は、二十四節気の1つ、処暑(しょしょ)であると、朝の情報番組「す・またん」でやっていました。
要するに、秋になりつつあると言う事でしょう。
そう言えば、昨日の夜、初めて虫の音を聞きました。

暑いとは言え、静かに秋へ暦は動きつつあると言う事です。
夏バテにならないように、気を使わないといけません。
乳吞み児のゆうゆうが、心配です。
元気そうにしていますが、水分の補給やら、食事の量やら、いろいろと変化がありそうです。

ミルクの呑みが悪い時もあれば、そうでもない時もあります。
暑さの影響はありますが、それだけなのか、やはり分かりません。
父親ですからもっと分かりません。

今少しだけ涼やかな風が吹いています。
風があると、意外に少し安い我が家です。
昨晩は、いつもある風が止んでいました。
少し息苦しい感じもしますが、虫の音に涼を得た気分でした。
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暑いとなれば、食が細くなります。
そんな時は、大好きな麺類がいいです。

嫁が実家から持って来てくれた「最高級 奥吉野 深山そば」を頂きました。
最高級 奥吉野 深山そば と言っても、よく分かりません。
奈良県吉野郡黒滝の地、吉村製麺所の手延べそばです。
「味、こく、香り」と三拍子揃った豊かな味わいの楽しめるようです。

固めに湯掻いて、そば汁で頂くと、これが美味いです。
そんなに気にとめていなかっただけに、口に入れた時の驚きも大きいです。
最近は、このそばをよく頂きます。
先日の晩酌に使ったのも、この奥吉野 深山そば でした。

乾麺と侮ること莫れです。
少しだけ驚きが、何とも言えず食欲を増してくれます。
香りといい、喉越しといい、いい感じです。

若い頃から、美味いそば屋を探して、池波正太郎ごっこに、ハマっていました。
休日ともなれば、食事時間を外して、金言のお酒の一杯も付けて頂くのが、何より贅沢な時間でした。

京都にある時は、四条なら、祇園の権兵衛が、特別な大人の時間です。
少し懐に、余裕がないと楽しめません。
ここで、お手軽に天ぷらうどんと言う莫れです。
生けの海老の天ぷらが付いて来て、値段も2,000円は超えています。

ここに来たら、恩師が好きなしっぽくそばを頂くことが多かったです。
しっぽくなら、お酒も呑めますからね。

そう言えば、池波正太郎著の梅安の中で、相棒の彦次郎の行きつけ、芝の4丁目、いわゆる札の辻にある武蔵屋与兵衛と言うのが馴染みのそば屋です。
梅安宅の行き帰りには、必ず立ち寄ると『梅安流れ星』の中に、あります。
もちろん、冷酒の一杯が付きますね。

風情があるのが、そば屋の情景です。
もりそばや、ざるそばの冷たいそばも、もちろん大好きですが、温かいそばも大好きです。
豪華な天ぷらそばも、もちろん好きですが、やはり、そばの味が楽しめるかけそばも、美味いです。

関西では、「かけ」と言わずに、「す」と言います。
うどんが多いですから、すうどんですよね。
すの字は、素の字になりますね。
うどんそのモノと言う意味でしょう。

暑いからと言って、冷たいものばかりでは、胃が冷えます。
私の場合、もりにしても、基本常温の冷たさを好みます。

料理の上からでは、冷水で〆たり、氷水を使うのでしょうが、そうめんのようにもみ洗いするのでなく、水で〆たそばを、器に盛りつけます。
水気は、ざるで水気を取った位にしています。

そばのてっぺんから、箸で取っていくと上手に取れます。
下からラーメンみたいには、すくって混ぜないで下さいね。
水で〆た位にする方が、そばの香りが楽しめます。
もちろん、秋になって新そばを食べられるようになれば、そんな心配も少ないのかもしれません。

秋への楽しみも、今から見つけないといけません。
食欲の秋への誘いが楽しみです。
ありがたいと、感謝して暮させてもらっています。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、そばのような長いうんちく話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。