''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

天ぷら かきあげうどんを食らう より。

1月4日は、仕事始まりが多いですね。
証券取引所大発会も、いきなりと言う感じの日経平均前場で19,500円を超え、プラス400円以上の去年来の最高値に驚きです。

このニュースは、どこのメデアでも、昼のニュースで最優先に伝えていましたね。
アメリカの株価も好調なら、日本の株価も連動していますね。
それ以上に、円安傾向が日本にとって追い風です。

ただ、1月20日トランプ大統領の就任で、アメリカにとって、ドル高を容認しないとの声明を発すれば、ここに来て、日本の証券取引にも影響が出来ます。

どう見ても、この景気水準で、日経平均が19,500円、もう少しで20,000円は、後盾のないままですから、階段外されれば、一気に暴落もあり得ます。
トランプ大統領の当選した日、特に午後からの株価の下落と、翌日の株価の上昇といい、ジェットコースターみたいな、変動の抑揚は、体にも懐にも寒いです。

また、あんな株価の急変は、今後もあり得ます。
この日本の景気の動向を見て、どこに日経平均20,000円を超える要素がありますか?
アベノミクスも、今では機能していないと言える実態です。

また、5兆円規模の日銀の介入で、株価の一時的な維持が精一杯です。
個人投資家より、外国からの投資が、日本の株価を左右しています。
日本が買いでも、海外が売りなら、売りになるわけです。
なかなか個人投資家が、勝てる要素はありませんね。

ここは、気ながら、様子見です。
様子見と言えば、昨日の血液検査の数字です。
日々の努力で、少しは改善した肝機能です。
もちろん、いろいろとお酒も控えていました。

ただ、年末年始は、なかなか苦労です。
っていうか、最初の検査が、1月4日じゃ、3ヶ日もゆっくり呑めなかったです。
その分、昨晩は少し晩酌頂きました。
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今日は、夕飯に私が用意した海老のかき揚げを盛った天ぷらうどんにするつもりです・
かの美食家・魯山人氏に言わせば、愚の骨頂の「堕落」と言うでしょうね。
天ぷらと酒は合わないと、言いだしそうです。

魯山人に言わせば、「すし、てんぷら、そば、うなぎ、おでん、いずれも酒の肴としては落第だ」と『魯山人味道』の「鮪を食う話」の中で述べられていますね。

魯山人が薦める「てんぷらの茶漬け」よりは、天ぷらうどんの方が、理にかなっていると思われます。
私は、てんぷらの茶漬けは食べた事がありませんが、悪いとは思いませんよ。
それもありです。
もちろん、魯山人の言う様に、天つゆでなく、醤油か塩ですね。

でも、ごはんと一緒なら、天丼の方が美味いと思うし、天ぷらうどんや天ぷらそばの方も、美味いです。
天ぷらうどんを、ビールと一緒に頂くのは、もちろん順当です。
ただ、この寒い時期、燗酒と頂くなら、天ぷらうどんもありですよ。

口に付いた油を燗酒の猪口に付ける前には、ふき取る事が肝要です。
そうしないと、日本酒に油が回ります。
そりゃ、ご法度です。
酒は、含むものですからね。

海老の天ぷらだけが、天ぷらうどんやそばじゃないです。
野菜天ぷらでも、ありですよ。
出汁と天ぷらが、馴染んだ辺りの汁のコクがいいんですね。
そう、おでんの汁に練り物の油が加味された感じのコクですよ。

天ぷらうどん、天ぷらそばは、よく出来ていると思います。
鬼平犯科帳鬼平こと、長谷川平蔵の時代には、貝柱のかき揚げの天ぷらを乗せた天ぷらそばがあったと聞きます。

当時の人は、驚いたと思いますね。
ただ、当時のかけそば1杯が、16文の時に、倍の32文以上だった事を思うと、贅沢なものだったと思われますが、すでに天ぷらの存在はありましたからね。

食文化華やかな江戸期後半には、「金ぷら」と「銀ぷら」と言う天ぷらが流行ったと聞きます。
金と銀でめでたいし、流行り物に敏感な江戸っ子にも受けたんでしょうね。

世の中も平穏になって来れば、こうした食文化が華やぐことになります。
それでも、寿司でも、天ぷらでも、江戸の食文化が、今でも残っているのは、日本人の食文化の本質を発見したようですね。
天ぷらそばも、美味いです。
関西なら、天ぷらそばより、天ぷらうどんの方が、需要が強いです。

私は、とぢらも大好きですが、あえてと言えば、天ぷらそばでしょううね。
そばが、好きなんです。
それだけです。

カレーなら、もちろん、カレーうどんです。
その辺りが、ミーハーなのかもしれません。
でも、燗酒と天ぷらうどんは、合うと思いますけどね。
お偉い食通とは、違い口を持っているみたいです。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、後乗せの天ぷらうどんの話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。