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目次
序に代えて
数の子は音を食うもの
くちこ
明石鯛に優る朝鮮の鯛
田螺
美味い豆腐の話
筍の美味さは第一席
海にふぐ山にわらび
いなせな縞の初鰹
若狭春鯖のなれずし
洛北深泥池の蓴菜
生き烏賊白味噌漬け
東京で自慢の鮑 鮑の水貝 鮑を食う話
洗いづくりの美味さ 洗いづくりの世界
夏日小味
若鮎の気品を食う 鮎を食う 鮎ははらわた 鮎の食い方
知らずや肝の美味
小魚干物の味
一癖あるどじょう
鰻の話
昆布とろ 昆布とろの吸い物
河豚は毒魚か
蟇蛙を食べた話
猪の味
琥珀揚げ
茶碗蒸し
三州仕立て小蕪汁
鍋料理の話
お茶漬けの話 納豆の茶漬け 海苔の茶漬け 塩昆布の茶漬け 塩鮭・塩鱒の茶漬け
鮪の茶漬け 天ぷらの茶漬け 鱧・穴子・鰻の茶漬け 車海老の茶漬け 京都のごり茶漬け
西園寺公の食道楽
家庭料理の話
鋤焼きと鴨料理 -洋食雑感-
道は次第に狭し
料理も創作である
食器は料理の着物
料理の秘訣
料理する心
料理は道理を料るもの
料理の妙味
美食と人生
美食多産期の腹構え
持ち味を生かす
味を知るもの鮮し
味覚の美と芸術の美
料理一夕話
味覚馬鹿
日本料理の基礎観念
日本料理の要点 -新雇いの料理人を前にして-