''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の食卓ものがたり 羽付き焼き餃子 より。

朝から強い日差しが居間に入ります。
今日はいい天気の予感です。
洗濯物がよく乾きそうだと、主婦目線になりそうですね。

 

先日の夕刻、嫁が何やらキッチンで、せっせと作っています。
何かと見れば、嫁お得意の餃子ですね。

 

肉ダネの餡の中に、コチジャンを隠し味に入れるのが、嫁の秘策だと言います。
私は、豚肉のミンチのほかに、定番のニラと白菜かキャベツ、それに刻んだネギと摩り下ろしたショウガだけのシンプルベースなものがいいです。

 

隠し味は、それほど求めません。
シンプルなほど美味いです。
ただ、ニンニクは入れなくてもいいですが、ショウガは入れて貰いたいです。
むしろ、餃子には、ニンニクは入れない方が美味いです。

 

本場中国でも、ニンニクは餃子の中には、入れないと聞きます。
欲しい人は、後乗せにするみたいです。

 

私も若い頃、中国に少し居ましたが、餃子にニンニクは、入っていなかったと記憶しています。
もちろん、焼き餃子でなく、水餃子でしたからね。

 

当時は、中国のレストランでは、焼き餃子がない時代です。
天安門事件の少しだけ前です。
焼き餃子は、水餃子の残った賄い料理であったのが、主流です。
餃子の皮が、焼き餃子のように薄くないです。
あくまで、家での賄い料理の位置づけでした。

 

日本では、餃子と言えば、焼き餃子の位置が確立していましたからね。
ビールのお供と言えば、焼き餃子です。

 

若い頃、ラーメン屋でアルバイトしていた時、餃子もメニューにありましたので、よく焼きました。
オープンしたてのラーメン屋でしたので、誰も上手な焼き餃子が作れなかったです。
その為、いろいろと他店に行って、餃子を焼き所を勉強しに行きました。
一番よく見えるのが、京都王将でした。

 

京都王将の餃子ほど、焼き手の技術がまちまちの店は無いです。
大変上手な人も居れば、下手くそな人も居ます。
上手な人を見つけては、餃子の技術を学ぶ為に、よく王将に行った記憶があります。

 

その中で、独自の技術を学び、バイト先の店では、餃子と言えば、私が焼き担当になることが多かったですね。
一応、ラーメンの技術も、上々ですよ。

 

明日からでも、現役復帰できると自負しております。
ただ、ラーメン屋は、経営的には儲かりません。
まして、昼時の餃子は、回転率が悪いです。
アイドルタイムに、一緒にビールでも飲んもらった方が、丁寧に餃子も焼けると言うモノです。
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そんな使えない技でも、家で焼き立ての餃子を焼き時は、喜んでもらえます。
焼き担当の私なら、羽付きのパリパリに仕上げます。
家の小さなフライパンなら、隙間なく焼きないと盛り付けるのに、手間取ります。
丸く焼きあげて、一気にお皿に盛り付けます。

 

焼きも気持ち薄い目にしました。
もう少し色を付けてもいいんですが、やはり、ゆうゆうの食事が最優先です。
それらを考慮して、焼き目の少し控えました。

 

テーブルに座ってスンタバって、焼き上がりを家族が待つなら、もう少し焼き目を付けてもいいです。
でも、食べるのに、味の左右はありません。
皮目もパリパリです。

 

嫁は、少し前まで、焼き餃子には、付けタレは、お酢オンリーでしたが、最近は私のマネをして、酢醤油で食べる事が多いです。
意外にも、お気に入りですね。

 

私は、お酢の分量が多いです。
お酢と醤油の比率は、1対1ではありません。
お酢の比率が高いです。

 

ラー油は入れていません。
入れるのは、イチラーですから、一味唐辛子をフリフリするだけです。
もし食べ終えて、残った餃子の酢醤油は、中華スープの中に入れて、最後に飲み干します。
ラーメンのスープの中に、最後の〆にお酢を入れて口直しするのと同じです。

 

お酢のさっぱり感が、少し油っぽく感じる餃子の口直しになります。
とは言え、私が焼き上げる焼き餃子は、油っぽくないんです。
そう油をあまり使っていません。
仕上げには、油も使わないようにしています。

 

この仕上げの油を入れると、綺麗に餃子が焼き上がりますが、同時に油っぽい焼き上がりになって、口の周りがベトベトになります。
この油っぽさが、餃子を敬遠する一つの要因です。
それに、餃子の中のニンニクもです。

 

餃子と言えば、ニンニクを思い浮かべますが、基本私は好みません。
唐揚には、ニンニクも使います。
それ以上に、ショウガを効かせると、焼き餃子も美味く感じます。
もちろん、唐揚も、ショウガと酒が、美味さのポイントです。

 

どうしても、焼き餃子にニンニクが欲しいなら、後乗せする方が、美味いと思います。
私は、苦手ですけどね。
ニンニク好きなら、餃子に少し乗せて、一緒に熱々を食べると、風味はその方がいいと思います。

 

空腹時に、生ニンニクは、よくないですね。
殺菌作用が強いですから、胃腸の弱い私は、それがトラウマになっています。
風味程度なら、いいですけどね。
キムチもニンニクが強いモノは、苦手です。

 

味ではありません。
体調が悪くなる事があります。
ニンニクと、体の相性はありますから、御注意下さい。

 

取り合えず、我が家の手作り餃子には、ニンニクは入りません。
1歳児のゆうゆうにも、焼き餃子を食べさせたこともあります。
意外と、ゆうゆうも好きなようです。
皮も、中の餡も、パクパク食べますね。

 

もう少し大きくなったら、私と取り合いです。
もちろん、私の秘策は、一味唐辛子をフリフリします。
こうなると、ピザのタバスコ攻撃と同じように、戦いは私の勝利の予感です。

 

早く一緒に熱々の焼き餃子を食べようね。

 

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、焼きの甘い話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。