''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

飲まなくても痛風 お酒強い人はご注意との 防衛医大発表のニュース より。

朝日新聞デジタル(6/29(木) 7:40配信)に気になるニュースがありました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170629-00000019-asahi-sci
記事の抜粋からです。

 お酒に強い体質の人は痛風になりやすいことが、防衛医大などのチームの研究でわかった。普段お酒を飲まなくても、アルコールの分解にかかわる遺伝子の違いによって発症のリスクが高まるという。英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に研究成果を発表した。
 (中略) 中高年の男性に多く、国内患者は約100万人、予備軍の高尿酸血症は約1千万人に上るとされる。

 防衛医大の松尾洋孝講師と崎山真幸医官らは、アルコールの分解過程で働く遺伝子「ALDH2」の違いに着目した。この遺伝子の働きが生まれつき弱い人はお酒に弱くなる。

 痛風の男性患者1048人と、正常な尿酸値の痛風ではない男性1334人の遺伝子を比較し、ALDH2遺伝子の違いが痛風の発症リスクにも関係することを突き止めた。この遺伝子の働きがよく、お酒に強い人の痛風の発症リスクはお酒に弱い人の2・27倍になることを明らかにした。

 ただお酒に強い人は飲酒量が増えて痛風になっている可能性がある。このため、飲酒習慣のない男性で比較した。飲酒が月に1回未満の痛風患者118人と痛風ではない313人では、お酒に強い人の痛風発症リスクは1・93倍高かった。

 松尾さんは「お酒に強い人はお酒を飲まなくても痛風になりやすい。尿酸値を意識しつつ、痛風の原因になる肥満には特に気をつけてほしい」と話している。(川村剛志)
朝日新聞社

痛風患者としては、気になる記事です。
私も、痛風患者です。
30歳近くで発病して以来、20年以来の付き合いです。

この記事のように、私はお酒に強い体質です。
ただ、それは若い頃の話です。
最近は、発泡酒の500mlを呑めば、ほろ酔いになります。
日本酒などのアルコール度数の高いモノを呑まなければ、アルコールの酔いは深くなりません。

しかし、このもっと生まれた遺伝子レベルの作用が、痛風と関係しているとは、何とも因果です。

酒と供、暮らしたいと思っています。
ほどよく嗜む程度になれば、いいと思っています。
ですから、外でのアルコールの飲酒は、ほぼなくなりました。
意識的に、外で呑まないようにしています。

少し痛い記憶がありますので、こりごりしています。
その意識が、ブレーキを掛けてくれます。
それがいいのか分かるのか、ほぼ家呑みの生活です。
嫌ではありません。

それが、体に負担の掛けない暮らしであれば、満足できます。
ただ、家呑みの嫌いな方も多いですね。
外で呑まないと呑んだ気がしない方は、これまた自制が効きませんからね。

痛風に関して、少しでも知識を深め、警告しつつ努めてまいります。
日々感謝して暮らさせてもらっています。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。
ありがとさんです。