''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

千鳥屋宗家 本千鳥と大納言清澄 と一服の茶

朝から幾分かひんやりしています。
中休みの雨が効果的に、暑さを和らげています。
とは言え、暑いのは事実ですから、水分補給と塩分補給の、熱中症対策には気を抜かないようにしたいものです。

昨日は、近くのお寺さんの盂蘭盆会に行って参りました。
岳父が無くなって新盆ですから、お参りして来ました。
もちろん、1歳児のゆうゆうも一緒の3人でのお出かけです

お寺に1歳児が来る事も珍しく、おばさま方には、アイドル並の扱いでしたよ。
読経の間も静かにしていましたし、御院さんの法話中も静かにしてくれました。

最近のお寺さんでは、冷たい空調が効いて、正座でなく椅子の用意がありました。
これはありがたかったですね。
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この日の午前中に、お供えの千鳥屋宗家の菓子を頂きました。
銘菓・本千鳥と大納言清澄です。

本千鳥と言う千鳥饅頭で、創業三百七十余年来、守り続ける伝統の製法と味であり、千鳥屋の代表菓です。
程良く口どけのよい柔らかな舌ざわりの上品な甘さの餡と、その焼き皮も品がいいです。

大納言清澄は、厳選したふっくらした大粒大納言小豆を、涼やかなまるで、うす氷の中に閉じ込めた、涼を感じる菓子ですね。
素材そのものの味の持ち味を生かしつつ、甘露の織り成すほんにまろやかな風味が、とても上品な逸品です。

こうなると、一服欲しくなります。
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手捻り風の茶碗で、一見すると楽っぽくも見えますが、それほど厚みはありません。
土の加減からすると備前当たりではないかと思いますが、釉薬がかかっています。
陽の文字が彫ってあります。
まさか、陽と言っても人間国宝の金重陶陽ではないですよ。

作風が違います。
岳父の愛用の品ですので、どちらの作のモノでも我が家では、問題ありません。
お盆ですから、それも供養です。

菓子と一服の茶は、気持ちを豊かにしてくれます。
普段使いの菓子でも、意外と楽しめます。
薄茶(うすちゃ)の時は、干菓子(ひがし)、落雁 (らくがん)や有平糖(ありへいとう)を頂くのが普通でしょうからね。

どこか遠くに行くこともなく、どこか遊園地にでも行くこともなく、親子3人我が家で、穏やかな時間を過ごせています。

日々感謝して暮らさせてもらっています。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいと念じています。
ありがとさんです。