''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

最近続くの夏日に平茶碗で、一服喫する より。

何だか今日も暑いです。
25度の夏日は、当然のこと、30度高くになる予想の所もあるかもしれません。
すでに、夏です。

体調がすぐれませんね。
人間の体が、短期間にこれだけ気温の増減があると、体調が崩れます。
少し体と心を落ち着かせたいです。

先日、嫁が涼しげな平茶碗で、一服点ててくれました。
釣り人が、川面で釣りをしている所でしょう。
イメージ 1

時に、川漁師の魚籠を、花入れに見立てた利休居士の名物・桂籠花入が思い出されます。
何とも涼しげに感じます。
今は亡き岳父が、鮎釣りが好きな人でした。
その愛用の平茶碗で、一服頂きます。

もうすぐ丈母の命日が近いです。
すでに若くして他界されていますので、会う機会はなかったですが、命日は忘れていません。

禅の言葉、禅語の中に、「漁夫生涯竹一竿(ぎょふのしょうがいたけいっかん)」と言うのがあります。
料理人なら、「料夫生涯庖一丁」と喩えると、それはそれで恰好がいいです。

♪庖丁一本 さらしに巻いて 旅へ出るのも 板場の修業待ってて こいさん
昭和の名曲・藤島桓夫さんの『月の法善寺横町』(作詞:十二村哲 作曲:飯田景応)が、頭の中で鳴り出します。

あの独特の歌い方の昭和の感じ強いです。
主の娘さんを「こいさん」と呼ぶ所から、船場の言葉のイメージです。
姉妹が複数いる場合の「長女は、いとさん、次女は、こいさん」と呼び方事が多いですね。
三人姉妹なら、「いとさん、なかさん(なかいとさん)、こいさん」と呼称が変化します。

ですから、歌詞の世界は、主人の店の跡継ぎ、長女が要ることが分かります。
雰囲気的には、長女が婿を取り店を継ぎ、次女を嫁にして、あわよくば分家か分店の可能性もありますね。

あくまでも、相思相愛の関係が前提です。
これが、勝手なストーカー的一方的な感情なら、これは事件になりそうです。
そうじゃないと、歌詞の世界が崩れます。
ただ、小説は真実より奇なりと言いますよ。

話は戻って、「漁夫生涯竹一竿(ぎょふのしょうがいたけいっかん)」と言えば、何か精神的な世界観を、禅と同じように感じるのは、不思議な世界です。
どの職でも、一流、超一流と言われる方なら、どこ世界も同じように、精神的世界の域到達するんだと思います。

この禅語には、対句があります。
「山僧活計茶三畝、漁夫生涯竹一竿」となるんですよね。
でも、山僧より、漁師の方が、好まれる傾向があります。

私も、その方が何やら好きです。
貧しくても、自由に暮らせる所が、何か特別な魅力を感じます。
私もそうでありたいです。

嫁が点ててくれた一服の茶を呑み、何か精神的な支柱にしたいと思いますね。
ただ、美味いと感じるのみです。
呑み終えると、間髪入れず、「もう一服」と言ってしまいます。
それじゃ、昭和の「渡辺のジュースの素」と変わりませんよ。

我が娘は、家に帰ると「野菜ジュース」を欲します。
何か自分の中でのマイブームみたいです。
近くのスーパーに立ち寄った時に、買い忘れないように、気を付けています。

暑いですから、熱中症対策の水分補給が必要になります。
喉が渇く前に、一口の水分を口に含むようにして下さい。
この時期、痛風の発作が起きやすいので、注意が必要です。

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。