''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

ラーメン紀行 五楽 望郷編

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昨日、無性にラーメン食べたくて前から行きたかった店に向かったんです。
臨時休業でした。でも、口がラーメンでした。鶏スープのラーメンの口です。
そこから近い時々行く五楽にしました。

五楽は中華料理のお店です。ですから、京都にあるラーメン専門店とは全くことなっています。ここは最初に来たときから18年ぐらい過ぎています。月1回程度来ています。
無性に食べたくなることがあります。

写真は、ちゃんぽん(450円)です。野菜と豚肉を炒め、そこにスープを入れて少し煮込んで溶き卵を流し入れ、最後にかたくりで餡かけにします。魚介類は入っていません。肉と野菜の味がする具入りラーメンです。よく頂きます。皆さんのご存知のちゃんぽんとは全く違います。餡かけ具入りラーメンです。

最初に箸を麺に入れると餡が大変強く感じます。食べるにつれて普通のスープ状に変わって行きます。強めにコショウを振り、時に卓上にある自家製のラー油を少し入れます。ピリカラでなんとも口に馴染みます。

この店では、普通のラーメンか、このちゃんぽんか、五目そば、チャーハン、中華丼しかオーダーしません。町の中華屋さんの味です。飛びぬけて美味しいというものではありません。万人向きとは言えませんが、素朴な味わいです。私の口には合います。貧乏口なんでしょうかね。もう少し鶏スープを強くするともっとうまいと思うのです。

町の中華屋さんですから、ラーメンだけのスープではありません。そのためである考えています。そう言いながらでも、店の前通ると無性に食べたくなるんです。不思議です。

私は学生時代に3年ほどラーメン屋でバイトしていました。
明日からでもラーメン屋を始められます。味もノウハウも持っています。そこのラーメンは豚を使うポピュラーな味です。京都に多いラーメン屋の味です。味はそれぞれの店によって違いますが、ラーメン藤・第一旭も同じような方向性の味でしょうかね。

ラーメン屋でバイトしてから多くのラーメン屋さんを食べ歩きました。古くからあるお店は大抵行っています。いろんな味があるんですが、ラーメン専門店のラーメンは京都に来るまで1度も食べたことありませんでした。

播州人の思うラーメンは、中華料理屋さんのラーメンです。鶏ベースのスープです。五楽のラーメン食べたくなるのは、子供の頃に家の近くにあった「清水」と言うラーメン屋さんの味に近いからです。五楽のラーメンは、私にとって望郷の味です。もちろんぴったりと一致はしません。味の方向性が同じと言う程度です。

もうすでに「清水」はありませんが、無性にあのラーメンが食べたくなります。
口が覚えています。麺自体が全く違います。京都のラーメンの麺は、脂っこい豚スープに合うものが多いです。京都には小さい製麺所がいっぱいあります。ラーメン屋に行って最初に見るのは麺箱です。どこの麺を使っているのか気になります。

見た事ないですか?
見える場所に座ることが大切です。

麺によってラーメンの味の方向性が分かります。
京都はやはり近藤の麺が多いですね。確かに豚スープに合います。麺自体もおいしいです。
私は、釧路製麺が好きなんですがね。これに合うスープがなかなかありません。
麺自体は美味いのですが、ゆで加減で大きく味が変わります。京都の製麺所でありながら、京都以外で高く評価を受けています。東京や北海道でも使われています。
この麺には、醤油系の鶏スープ合うと思うんですが、なかなか良いお店に出会えません。
「大統領」という中華料理店でも使っていたので、よく通ったんですが、今お店は更地になっています。再開してもらえればまた行くのですがね。ちなみに五楽の麺は釧路製麺ではありません。

お盆近くになって、墓参りは行けてませんが、味で郷里を思い出しました。
ご先祖様に感謝しています。ここにあるのもご先祖様あっての現在です。

心穏やかに過ごせますことに感謝を致します。

暑さ厳しいおり、最後まで読んで頂けたことに感謝の気持でいっぱいです。
ありがとさんです。