それにしても、暑いですね。
ガスレンジの前に立ってのキッチン作業は、億劫になりそうです。
お昼は、うどんにしました。
温玉乗せのぼっかけうどんです。
食べるのは一瞬、作るのは15分程麺を茹でます。
讃岐うどんですから、それ位の時間が必要です。
昼間の台所は、サウナ状態です。
まだまだ続きます。
嫁も盆休みを取って、親子3人で過ごしています。
どこかに行く予定はありません。
このコロナ禍では、帰省もしません。
昨日は、昼間家の玄関でいつものような4歳児ゆうゆうの水浴びをして、嫁タブ(嫁のタブレット)でYouTubeのアニメ映画を見ていました。
暑くても、集中してみています。
2台ある嫁タブが、1台ゆうゆう専用機になりそうです。
小学校に上がれば、プログラミングの授業もあるらしいので、機械には慣れてもいい時期です。
写真や撮りためた自分が写っている動画をよく見ます。
手慣れたものです。
YouTubeは、私か嫁が立ち上げてやらないと、勝手に見ることは出来ません。
丁度いい感じです。
このコロナ禍で中止されている花火大会をYouTubeの動画で観ました。
きれいな動画に、親子して暫し楽しめます。
ありがたいことです。
最近、嫁の流行りは俳句です。
新聞の投稿の俳句を切り抜いてみています。
そんな最中、仙厓義梵8月のカレンダーは、芭蕉の画です。
子供のいたずらで書いたようにも見えますが、そこは仙厓義梵のテクですね。
芭蕉賛画
芭蕉にハ
身もなく
心をなきものを
葉はかりなから
翁とハ申す
植物の芭蕉には心身が備わっておらず、葉ばかりながら(憚りながら)の音通を利用した言葉遊びだとは、思わなかったです。
仙厓は俳句好きで、芭蕉を慕っていたと記されています。
俳句の世界が今はやっています。
夏井 いつき先生のお蔭です。
解説が分かり易いです。
言葉の被りもなくして、すっきりした俳句を仕上がるような気がします。
岳父も俳句好きでした。
俳句の書物も家には多いです。
私もそれを拝読させて戴いております。
デスクの傍らに、常備しています。
冷奴隣に灯し先んじて 石田波郷
この句を読めば、豆腐にいろいろなものを盛って、我が家ではご馳走豆腐にして頂きます。
細切り胡瓜、摺り下ろした生姜、葱、キムチ、手作り胡瓜のきゅーちゃん、白ごま、とろろ昆布、鰹節等です。
あれば、大葉の刻んだものでも、茗荷の刻んだものでもいい。
揚げ玉乗せて、たぬき豆腐もいいですね。
1丁の豆腐にいろいろ乗せると、ご馳走豆腐になります。
いつものように冷蔵庫と相談です。
何もなければ、そのままでもいいです。
この年になって、豆腐が美味いです。
それを冷酒で頂くのもいいです。
少し冷えたくらいの冷の酒がいいです。
暑いので、暑さも肴の一つです。
汗かきながら呑む酒は美味い。
キンキンに冷えたエアコンの部屋では、この味わいはないです。
貧家で良かったです。
見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ
定家卿から、家隆卿の一つ上の次元の新境地。
花をのみ待つらん人に山里の雪間の草の春を見せばや
暑い最中、家での夕刻、豆腐で呑む冷の酒の美味さは格別です。
ありがたいと、この暑い時期に感謝です。
今この時ばかりと、この暑さを楽しみたいところです。
憚りさんです。
因みに、昨晩は、嫁の手作り羽根つき餃子で、発泡酒進みました。
熱々の枝豆、キムチの小皿、手作りの漬物、冷やし中華と食卓が賑わいます。
一番喜ぶのは、4歳児ゆうゆうの熱々の枝豆と手作りの羽根つき餃子です。
どちらも熱々を「熱い」と言いながら、食べる手を止めません。
ゆうゆうは、焼き餃子10個は食べています。
枝豆も、ほぼほぼ1/4は完食です。
我が家のゆうゆうに、食欲がなくなると言う言葉はありません。
昼間の温玉ぼっかけうどんも、すごい勢いで食べていました。
温玉も大好き、讃岐うどんも好き、好きと好きで大好きな至福のランチタイムに続いての夕飯タイムになりました。
ゆうゆう、この盆休みで太らないでよ。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。