''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の食卓ものがたり 白物多いの関東煮(おでん)の一皿 令和53皿目

寒くなりました。
冬って感じです。
師走ですからね。
12月ですから、クリスマスに、年末、大晦日と言う行事があります。


寒いと言えば、あれでしょう。
温かい関東煮(おでん)でしょう。
晩酌タイムが楽しみな季節です。

今の季節なら、かんさげよかろうと、赤穂義士銘々伝の講談も浪曲も楽しみです。
兎に角、日本酒の量も減らしています。
燗酒にして飲むのも、半合ほどです。


食事に合わせて呑むのにいい量です。
この日の肴は、もちろん、関東煮(おでん)です。

今回の関東煮(おでん)特徴は、白物です。
白物家電の白物です。
大根、豆腐、玉子、厚揚げの断面です。
何故かと言えば、この日は京風の関東煮(おでん)にしてみました。
色を付けていません。
澄んだ出汁です。


見た目は柔い味のない感じですが、出汁は濃い目です。
言え、濃すぎます。(ちょっぴり言い過ぎです)
出汁が濃いので、汁が美味いです
塩味も薄い目にしています。
汁を一口含むと、まず昆布の香りと共に昆布の直球ストレート的な昆布の旨味です。
続いて、鰹の出汁が、一足遅れで、波のようにやって来ます。
鼻腔に抜ける出汁の香りもいいです。


これはこれで美味いです。
大根がいいのが手に入ったので、薄い色合いの仕上げました。
大根が、一番美味いです。
柔らかい本当に美味い大根です。


白物の代表格の豆腐も、出汁を吸って美味いです。
豆腐と言えば、京都の女房言葉で、「おかべ」でしょう。
古い名前で、淮南です。
これは、豆腐が、漢の淮南王(わいなんおう)・劉安(りゅうあん)が作ったモノだと言われています。
学者さんでもあった王様です。


この年になると、豆腐が美味いです。
出汁の効いた豆腐が、後を引きます。
玉子も、出汁の味がします。
この出汁や練り物旨味とすじ肉の旨味が加味されて、旨味の相乗効果ですね。


郷里播州関東煮(おでん)は、真っ黒クロスケです。
汁は甘く醤油の色が印象的です。
中華そばで言うなら、新福菜館か、おやじか、高井田ブラックですね。


でも、播州では関東煮(おでん)の汁は呑みません。
小皿に、摺り下ろした生姜と醤油で頂きます。
ある意味、生姜醤油です。
私は、山葵みたいな混ぜない派です。
山葵も生姜も、食材に乗せて食べたくなります。
生姜の絞り汁は、美味いですから、問題ありません。


甘いものを好まれる地域なんです。
かりん糖などの油で揚げた菓子も好まれる地域なんです。
大老輩出できる大藩の酒井家など、茶道も盛んな地域です。


なのに、関東煮(おでん)の汁は、真っ黒クロスケです。
でも、これが美味いんです。
無性に食べたくなりますね。


でも、29年も独り暮らしで京都・伏見に住むと、澄んだ出汁でも美味しく頂けます。
むしろ、今は、こっち系です。
9歳児ゆうゆうも、出汁を好みます。
この大根を食べながら、指を立てます。
美味いと言う事らしいです。
すじ肉もどうだと聞くと、よく煮てあって、その中でもかたいい所と柔らかい所の食感の違いがいいと言います。(和牛のすじ肉ですから、かたい所はないですよ)
それより、誰やねん?


いろいろと普通の9歳児が食べないモノを食べさせていますので、味覚の幅は広いです。
食レポボキャブラリーも多いです。
とりあえず、まず出汁を確認しますね。
最上位では、眼を閉じて恍惚の表情します。
今回も、もう少しに含めると、そうなると思います。


出汁で言えば、だし巻き玉子が大好きです。
父が焼きたてのだし巻きを食べさせます。
眼を閉じて恍惚の表情だ、どこかに行こうとしています。

♪~帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ~

『帰ってこいよ』(作詞 : 平山忠夫作曲 : 一代のぼる)が頭に流れます。
9歳児の三味線の体験しに行って、三味線持つ姿の写真が、眼に浮かびます。
体験格差もいろいろと無くすように、頑張りたいです。


燗酒がなくなりました。
これで日本酒は、打ち止めです。
程よい酔い加減です。


すぐにキンミヤの焼酎のレモンソーダ割に移ります。
こちらは、肴も食べずに、空酒です。
色も付いていない程のソーダ割です。
こちらも、白物です。
ありがたいことです。


親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。              
ありがたいことです。            
            
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。              
ありがたいことです。              
              
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。              
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。              
ありがたいと感謝です。              
              
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