''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

月に見る和の心

寒い夜空にきれいな月を見上げます。
空気が冷たいせいか、月がきれいにはっきりと見えます。
見ている時間にかかわらず、心が満ち足りた気分になりますよね。

月は物悲しい。
陽と陰、太陽が陽なら、月は陰。
陰には和がよく合います。
すこし物悲しい、侘びや寂びの和の世界です。
月にはススキが似合います。
月見は、和の心です。
四季をともに過ごす月の世界があります。

月には笛が合う。
月には琴が合う。
月には三味線の音色が合う。

月には邦楽の音色が合いますね。
日本人の感性に合います。
邦楽の和楽器は、人の心の象徴ですね。
心の琴線にも触れます。
この年になっていいなぁと思うことがあります。




安土桃山時代は、芸術のルネサンスです。
絵画、芸能、工芸、陶芸、そして茶道と心と躍動の時代です。
現在の芸術の原点でもあります。
ほとんどが安土桃山の芸術の模倣と言っても過言ではないです。
安土桃山文化は、南蛮と和の調和と融合ですね。

KANADEの音は、和と機械の融合です。独自の世界観があります。
何か引き付けられますね。絶妙な融和です。

和の音色は、日本人のDNAに含まれています。
遠い記憶でなく、現在にも脈々とつながる生きたDNAですね。
日本人に生まれて来て良かったと感謝の気持ちでいっぱいです。

「桃山紀行」にも使われたKANADEの音楽も進化し続けています。
今では聞けないレアな和の世界、進化の痕が感じますね。
現在はもっとポップなテクノと邦楽の融合し続けています。
世界につながる音かもしれません。


そんな思いを込めながら、映像ご覧になって下さい。
月。月。月。

「月みれば ちぢにものこそ かなしけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど」
    大江千里の和歌(古今集 小倉百人一首 23番)が、口から出ます。

何も格好悪い振られ方はしていませんけどね。(R40)(笑)
今日も晴れるといいです。
月がきれいに見えるといいですよね。
感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとさんです。

こんな寒空に部屋でPC見ながら、「月見酒」と洒落込みます。
もちろん熱燗ですよ。
最後までお付き合い下さいましてありがとさん。