''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

明治と大正のキリンラガービール

今日は、珍しく素直にそのまんまのネタです。
山崎努さんの昨日のスピーチから思いつきました。
素直に書いて見たくなりました。

ビールネタです。
キリンビールから復刻版の明治と大正のラガーです。
近くのスーパーで見つけてゲットです。
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明治のラガーには「苦味が効いた重厚で調和のとれた味わい」と缶に表現されています。
大正のラガービールには「苦味にコクと芳醇さが加わった味わい」と缶に書かれています。
私的には明治のラガービールは苦味が効いて重厚と言うのは同感です。
苦味とコクが深い昭和のラガービールにも似ています。

しかし、大正のラガービールは、味が薄いと言うのが実感です。ライト系のビールです。でも味的には薄いという感想だけです。コクも芳醇と言うキーワードも感じませんね。
確かに明治のラガービール飲んだ後に飲むと味が薄く感じるのかもしれません。
それだけ明治のラガービールは苦味重視の重厚タイプです。

ラガービールとは熱処理したビールです。今瓶缶を含めてたいていのビールは生ビールです。生ビールはドラフトビールと言われます。一つの区分けの分類の話です。
味はだいぶ違います。生ビールは口当たりがいいですよね。その代わりにラガービールは苦味とコクと重厚な味わいです。ここが一番の違いですかね。

私は、復刻版を前にも飲んだことがあります。
確か応募で懸賞としてゲットしたことがあります。
そのときは小瓶の6本セットであったと記憶しています。

そのときは他にも戦中時のもっと味の薄いビールでしたね。
時代を戦争を味に表現出来たすばらしい復刻版でした。
食料事情の悪い中で、ビールの飲める人も限られていたでしょうからね。
悲しい時代です。二度と戻ってはいけない「負のビール」です。
そのためにも復刻には意味がありましたね。
飲んで初めて知る戦争の味です。

復刻版の明治大正のラガービールの話に戻します。
明治のラガービールは100ml当り49kcal、大正のラガービールは100ml当り47kcalとなっています。
私の愛飲のサッポロドラフトワンは100ml当り42kcalです。
ちなみにアサヒスーパードライも同じ100ml当り42kcalです。
カロリーもそれほど変わらないことに驚きですね。

ビール本場ドイツでは、ビールは飲むパンとも言われます。
カロリーはやはりありますよね。
飲みすぎには注意です。
それに油っこい「おつまみ」欲しくなります。
ダイエットには危険ですよね。ここはじっと我慢です。
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復刻版は、やはり麒麟(キリン)の絵が描いてあります。
大正のラガービールは既に今と同じ麒麟(キリン)のパッケージです。
しかし、明治のラガービール麒麟(キリン)は何か犬のような鹿のようなキリンさんです。
おどけていますよね。
そう思ったのは私だけでしょうかね。

麒麟(きりん)は想像上の動物です。
子供の頃、あの首の長いキリンと同じかなとも思っていました。
家にあった国語辞典の一番後ろに、想像上の動物の絵が書いてあったのをじっと見ていました。子供の頃から変人の要素があったものと思われます。

辞書をぺらぺらめくってイラストを見るのが好きでした。
もちろん保育園とか幼稚園とかですから、字は読めませんでしたが、じっと国語辞典とかのイラスト見るのか楽しかったですね。たぶんその意味が書いてあるのだろうと想像するのが楽しかったのかもしれません。
その癖(へき)は、今でもあります。

人が見ないもの、人があまり興味のないものに興味を覚えては、ファイリングしておきます。
メモもよくします。携帯電話のカメラでメモ代わりに写真を撮ることもよくやります。
もちろん、携帯のメモにテキストで打ち込むこともあります。
お気に入りの和歌、短歌なんていうのも打ち込みます。
近くに咲いている野の花々も「きれい」と思えばカメラに収めます。
何度も読み返すしたり見返したりします。

私の父方の祖母が同じように中にあるとメモする人のようでしたので、完全に遺伝ですわね。そういう遺伝もありがたいです。
そんな祖母や祖父たちもこの明治や大正のラガービール飲んだのかもしれないと思うと感慨深い気分になります。

そういう意味でもこうした復刻版のビールはありがたいです。
キリンさんに感謝です。ありがとさん。

最後まで酒飲みの戯れごとに付き合って下さって、本当に感謝します。