''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

夕日ヶ浦メロンを頂きました。

仕事場に、メロン頂きました。
一人一個です。お持ち帰りです。

その名も夕日ヶ浦メロンです。
京都で作られているメロンです。
私の最近知ったところです。
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前回にもメロンの頂き物も同じ、夕日ヶ浦メロンです。
京都の北、久美浜の付近です。温泉でも有名です。
正確には網野町です。

久美浜でもメロンが作られていますが、こちらは「砂姫」と登録商標をとられています。
日本海の海の幸豊か、温泉で保養して、デザートでも楽しめる。
極楽がこんなところにもあるんですね。

メロンは可食部でカロリーは43kcal、カリウム340mgと結構夏向きですね。
カリウムは塩分調整を計ってくれます。

胡瓜なんかにも含まれていますね。
胡瓜の塩もみも体が夏場に求めます。
理に適った旬がそこにあります。

頂いたメロンはまだ硬いです。
もう少し先の楽しみにします。
そう豪快に半分に切って、タネとって、そこにブランディー注いで、スプーンで頂く。

どうです?
豪快ですね。
一度見たことがあります。
やって見たいと願望です。

メロンも大きな実にする為間引かれます。
間引かれたメロンはときに、奈良漬になることがありますね。
茶色くて、酒の香りのする漬物ですね。

子供の頃少し苦手でしたが、結構高級品です。
慶事弔辞にも使われる格式のある香の物です。
お茶漬けに、弁当の端にと彩ります。

間引かれるというと聞こえはよくないですが、何事も一つを成功するために犠牲があるはずです。
犠牲と言わずに、そちらが主役と言えます。

奈良漬なら、メロンと並ぶことがあります。
慶事の席なら尚更です。
料理なら、最後のご飯と水菓子という組み合わせです。
同格です。

禅の言葉、禅語に、「主人公(しゅじんこう)」と言うのがあります。
大変有名言葉です。
軸や額にも書かれる言葉です。
もちろん茶室にも掛けられる言葉です。

中国の瑞巌禅師は、坐禅しながら自分を「主人公!」と呼び、自分で「ハイ」と答えたといいます。

これだけを聞くと変人ですが、そうでなく、本来の自分と向かい合っています。
本当の自分と対話です。
仏教ですから、仏性が備わった自分を探し、その本来の自分と出会うことを意味しています。

少し難しいです。
でも、私は、この「主人公」は仏性だけでなく、人それぞれ、物それぞれが、一個、ただ唯一のものです。

ですから、メロンとなれたメロンも、メロンとなれなかった間引かれたメロンもどちらも主人公です。
違う道ではあったけど、料理で言うなら、めでたい慶事にも共に配膳として一角を占めています。

共に代用品でなく、本来の必要な品としてそこにあります。
野球をしても、みんながピッチャーでは困ります。
みんなが4番バッターでも困ります。

メロンはメロンです。水菓子のメロンです。必要です。
鯛は、向付(お造り)です。わさびも必要です。大根のケンも必要です。
それぞれ主人公です。

誰からの代役でも脇役でもありません。
人もそうだと思います。
誰かの代役や誰かの代わりはいません。
あなたは貴方だけです。

オンリーワンであると思います。
ですから、貴方こそが「主人公」です。
私も「主人公」です。

そう気づかせて下さったのは、私の場合は仏教徒ですから、仏様ということになります。
いつも忘れないための呪文が必要です。
「感謝」や「ありがとさん」です。

人それぞれ主(あるじ)は違っても、何かのご縁で生かされています。
それを感謝する気持ちは必要なはずです。
そう思ってメロン頂きます。

最後までお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます