''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家のデサート 水菓子 ありの実? なしの実? より。   

 

今日も暑い大阪の地です。 

朝から保育園に、愛娘を送って来ました。 

保育園でも、いろいろと対策を採られていますが、現状から言えば、子供同士の濃厚接触は否めません。 

 

換気もされていますが、この暑さでエアコンも掛かっていますので、換気が有効的でないのは、現実的です。 

とは言え、どうすることもできず、自主休園している保護者も見られます。 

我が家もどうすればいいのか、不明です。 

 

とは言え、4月5月みたいに、娘と二人の生活は意外と大変でした。 

何も出来なくなります。 

ただ、あの時より、状況が良くなったとは言えません。 

有りか無しかで言えば、社会があの生活にも戻れないでしょうね。 

 

ですから、2度目の非常事態宣言はないままで、過ごしたことになります。 

少し鎮静化したように思えるコロナウイルスの感染者の推移も、ここからです。 

16日まで盆休みで、日本中に人の移動がありました。 

長い方で、9日間の盆休み、多くの方が家で過ごしたのも事実ですが、移動された方も多かったです。 

 

沖縄の感染者増加を見れば、盆休み前に沖縄に移動して感染拡大したのは事実でしょう。 

16日から10日後の27日から来月1日辺りまでの感染拡大の推移を見ないと、結論は出ないはずです。 

 

日本のあちこちに、クラスターが発生しています。 

それを考えると、まだまだピークではないはずです。 

この暑い夏場に、ウイルスの感染のピークは来ないはずです。 

秋口から、冬の初めにかけて、感染が拡大すると言うのが、インフルエンザの感染拡大とリンクするはずです。 

 

この先も、感染拡大が、有か無しかで言えば、第2波第3波は必ず起こります。 

今が、第一波の残りなのか、第二波の始まりなのか、ピーク前なのか、まだ感染の分析するデータを解析しないと結論は出ないと思います。 

マスコミ報道先行のピークは、終わったと言うには、少し早いと思われます。 

 

今後の有か無しかの判断は、難しいです。 

ありなしと言えば、先日の我が家の水菓子に、梨が出来ました。 

 

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私たち播州人にとって、梨と言えば、二十世紀を一番の思い浮かべます。 

この写真の梨は、豊水かもしれません。 

嫁が水分補給に、フルーツをよく食卓に出してくれます。 

 

4歳児ゆうゆうも、大好きです。 

上手に、フルーツフォークを使って、口に運びます。 

 

ゆうゆうには、梨と同時に、有りの実だとも教えています。 

いろいろな知識を与えるのは、悪いことではありません。 

 

私が若い頃の料理屋さんでバイトしていた時、いつもの梨の話を思い出します。 

この時期になると何度も、このブログでも書き記しています。 

 

会席の料理の配膳室で、仲居さんが献立と配膳の用意の進行表が貼られています。 

仲居さんが、料理を出す時に説明するためのものです。 

会席料理は、部屋の大きさにより、いろんな6つタイプが用意されています。 

こじんまりとしたお部屋もあります。 

 

会社の接待に使われることも多かったです。 

そんな中、最後の水菓子に段になって、「水菓子 なし」 とメニューと進行表に記載されていました。 

もちろん、控えの裏の配膳場にの、梨がセッティングされていました。 

いつまで経っても、梨を配膳しません。 

 

担当仲居に聞くと、お客様はお供を呼んで帰られたと言うのです。 

お供とは、車の事です。 

その場にいた全員の頭の上に「???」が点いていたのを思い出します。 

 

担当の仲居曰く、安い会席メニューであったので、「水菓子 なし」 と言うのです。 

そんなこと、一度も聞いたことがありません。 

水菓子のない会席のメニューは、その店では見たことがありません。 

確かに大宴会なら、お酒の酔ったおじさんの宴会なら、手つかずのメロンの山が、帰って来ることはよくあります。 

個室の会席ではあり得ません。 

 

要するに、不慣れな仲居と、不慣れな板場の不始末です。 

「なし」と書かずに、漢字で「梨」と書くか、言い間違いのない様に、「有りの実」と符丁で書きべきです。 

不慣れなと言うより、基本的に知識の欠落していた板場が居たのは事実です。 

 

時雨煮と書いて、「ときあめに」と読んだ中堅の板場がいましたね。 

しぐれにと読めよ。 

続けて、神無月 降りみ降らずみ 定めなき 時雨ぞ冬の始めなりける」(後撰和歌集)の和歌の芭蕉十哲の各務支考本歌取り命名であると言うことくらいは、すぐに出て来いよなぁ。 

歌道と料理に暗い奴め。  

 

そんなやり取りをしていて、「へぇ」って、バイトに言われるなよ。 

そんな時は、皆さんご一緒に、同感(道灌)と言って下さいてね。 

 

「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」 

有りの実だけ、オチが付きました。 

料理の道は、厳しいです。 

美味い不味いのでなく、こうした和歌や歴史の話も、時に旨味の調味料になります。 

ありがたいことです。 

 

親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。          

ありがたいことです。        

        

ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。          

ありがたいことです。          

          

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。          

神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。          

ありがたいと感謝です。          

          

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