先週の週末、いつものように、親子3人で買い物に行きました。
野菜売り場から、鮮魚売り場に回り、精肉の売り場に回り、その間に必要なものも買います。
私は、こっそりとアルコールを買うわけです。
日本酒の時もありますし、キンミヤ焼酎の時もあります。
キンミヤ焼酎を呑むとなると、大抵レモン風味の炭酸水も購入しています。
この暑い時期ですから、シュワシュワが心地よいです。
4歳の娘もよく知っています。
私が購入するキンミヤ焼酎もラベルの「宮」のマークを認識しています。
もちろん、炭酸水の銘柄も、すべて把握されています。
そんな娘も、嫁が果物を売っているところでは、今日は何が食べられるのかと、興味津々です。
この時期ですから、ぶどうか、無花果か、梨です。
ランチの後の水菓子の二十世紀梨が出ました。
今年の初物です。
っていうか、梨はよく食べますが、大阪に来て、二十世紀梨を食べる機会が減りました。
播州の産の私が食べる梨と言えば、ほとんどが鳥取産の二十世紀梨でした。
口に馴染んだ水分の多い、じゃきしゃき感のある歯ごたえも心地よいですね。
今回食べた二十世紀梨も甘くて美味かったです。
4歳児ゆうゆうにとっては、初の二十世紀梨だと思われます。
「おいしい」とカットした梨をいくつも食べたていました。
口に合うようです。
「二十世紀」だと言わせると「有の実」だと答えます。
梨と言わずに、ゲンを担いで、有りの実と言うんだと教えています。
するめと言わずに、あたりめ。
硯箱と言わずに、当たり箱。
葦簀(あしづ)と言わずに、葦簀(よしず)。
人間は考える葦(あし)である。
フランスの思想家 B.パスカルの『パンセ』のなかの言葉だと聞きます。
日本人はゲンを担ぐ言葉が好きです。
私も、ゲンを担ぐことがあります。
娘の保育園の送り迎えの道順も、よくゲンを担いでいます。
何か違和感が感じると、道順を変えます。
ちょっとしたことですが、それで安全に家に帰って来れるなら、問題はありません。
我が家でも、最近はよく果物を食べます。
食習慣だと言えばそれまでですが、子供が居ますので、旬の食材を食べさせたいと思う気持ちが、嫁には強いからだと思っています。
私も、お裾分けにあずかれて、ラッキーです。
料理屋さんでも、最後の水菓子によって、そのお店の格が分かります。
器の種類やその器の色合いなど、個性が出来ます。
それが楽しみでもありますね。
たかが果物、でも水菓子と名前の格を上げれば、会席料理の位置に入れます。
えらい出世ですよね。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。