ゴッドファーザーみたいに。

朝から緩やかな日差しのある京都伏見です。
昨日の雨は、堪えましたね。
朝から深夜の帰宅まで、降っていました。

深夜の帰宅頃には、シャワーのような、霧のような細かい雨になっていましたね。
スクーターが運転しにくかったです。
無事に帰宅出来たことはありがたいです。
貧家近くになってからは、一時雨を止んでいました。

仕事場でも、いろいろな異変が起きています。
企業の吸収合併の問題に直面しています。
時勢の流れと言えど、去年も同じような問題がありました。
その度に社名も変わるという大きな問題です。

気に病んでも仕方がないとは言え、いろいろな渦に巻き込まれていく自分に不安が募ります。
こんな時、何かシュワシュワして気分を変えます。
深夜の帰宅には、発泡酒ですが、昼間となれば炭酸ですね。

先日、ぺプシーコーラを買うと、携帯のストラップでしょうね。
おまけが付いていましたね。

私は、おまけに興味もありませんし、蒐集の癖もないです。
よく見ると、映画のゴッドファーザーのボスですね。
映画をテレビで見たことがあります。

日本の任侠映画でも、同じようなモチーフがありますね。
暴力シーンは別にして、男気は何か魅力を感じます。
確か、ゴッドファーザーの最初のシーンも、ボスを頼って、お願いごとをされるシーンから始まると記憶しています。

ドンになると言うのは、こうした複雑な問題を解決する能力が必要です。
時間を置かず、即決回答で、物事を進めないといけません。
それに、自分がぶれると人は離れます。
それだけの人間としての魅力がないとドンにはなれません。

仕事場でも今月いっぱいで、職場のドンが退職となります。
周りの者が、最後にと寺院仏閣ツアー(昼ごはん付)を企画しています。
このブログでも、時々登場です。

あまり細かいことにはこだわらず、私の仕事場では、いつも笑っているイメージです。
(♪小さいことは、気にすんな、それワカチカ、ワカチカ)
しかし、いろいろなトラブルに見舞われます。

その時は、声を荒げて、筋を通します。
なかなか、やる時はやります。
頼もしいドンです。

いつもパソコンの前に座っているイメージです。
覗くとゲームやられています。
なかなか好きですね。
単調なゲームで気分を落ち着けているのだと、信じています。

体の疲れでなく、精神の疲労は、蓄積されていると感じます。
重責という思い重石(おもし)を、肩や首に掲げておられます。
もう少しで、この重責から解放されます。
それを思うと、ご苦労様でしたと、いつも思います。

トップに立つのは、大変孤独です。
すべて自分で決めないといけません。
失敗もすべて自分の責任です。
決断することの難しさ、責任を自分で背負う苦しさは、誰にも話せませんし、話しても理解されません。

人によって全くその苦しさも違います。
しかし、苦しいことだけは確かです。
仕事が苦しくなったときこそ、責任者の能力が試されます。

今こうした責任を感じない責任者が多いです。
一から苦労したことがない方が多いです。
上司の機嫌をとる事に長けた方が、上に出世です。

決断の能力は、問われません。
ですから、責任者となって、その責任を取られても、誰かの責任に置き換える。
それが普通です。

生きているのでなく、生かされていると感じると、自己の存在も、偶然の偶然です。
それは必然と言えます。
その場に立たされたというのは、自分に与えられた試練です。
それを笑みを浮かべて楽しむ余裕があれば、人生面白いでしょうね。

古来、武士(もののふ)において、「負け戦」を「勝ち戦」にすることこそ、最大の醍醐味と聞きます。
勝ち戦には、油断もあり、無理もしません。
余計なことをして、命や怪我を惜しみます。

勝ち戦に、隙が多いと言うことですね。
負け戦には、一点を集中して攻撃すると、勝機が見えると言います。

命がけのがむしゃらな攻撃に、勝ち戦の機運では、到底かないません。
無理する必要がない。
勝ち戦でも、命を落としたり、怪我をすれば、それで終わりですからね。
窮鼠猫を噛むの例えもあります。

どんな土壇場にあっても、勝機はあるものです。
中国の「四面楚歌」の故事を思い浮かべます。
でも、勝機を見つけて、戦に勝つ術が何処かにあるはずです。
油断大敵ですからね。

偉そうに、人に言っているのではありません。
自分自身に言い聞かせています。
嫌なこともあります。
そんな時こそ、笑って過ごす。

過ごさせて貰っていると、感謝の気持ちを忘れません。
もちろん、可愛がって下さったドンにも感謝します。
それもこれもご縁です。

バックで聞こえるのは、もちろんゴッドファーザーのサントラの音楽ですね。
何ともいい音楽です。
ありがとさんと感謝です。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごされてもらえることを祈ります。

最後まで、このおまけのように胸に花を忘れないように、心よりお礼申し上げます。