''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

節分、恵方に向かいて、何かが見えますより。

幾分か寒さも緩みましたね。
昨日は、少し過ごしやすい一日でしたね。
今日も、暖かな天候の予感です。
このまま春には向かわないのも、これまた事実です。

正月の節日、3月3日の節句、そんな中にあるのが、今日の節分ですね。
まさしく、節句の間に位置します。

♪月は朧に白魚の~
ほんに今夜は節分か~
豆だくさんに一文の 銭と違って金包み
こいつは春から 縁起がいいわえ
と来れば歌舞伎の「三人吉三」の芝居の台詞ですね。

お金を手にしたあんたはいいです。
しかし、お金を失った人のことを思うと、縁起がいいなんどと言えません。
金を天下の周りモノ、それでも、あれはひどいですね。
それじゃ夜鷹があまりにも可愛そうです。

不思議な関係です。
きっと来世は、同じように大金を失う目に遇う、困難を極めます。
現世の報いです。
それを知らないのが、哀れですね。

仏法世界の「空」は、縁起でもあるわけです。
輪廻の存在を前提に話が進みます。
いい行いを成し、悪い行いをしないようにするのが、いい縁を結ぶ方法ですからね。
字の如く、縁の起こりです。
原因があって、結果があるわけですからね。

難しい話を止めて、節分と言えば鬼さんですね。
福は内、鬼は外ですね。
鬼、つまり鬼門は、丑寅、一文字で書くと「艮」と書きますね。
良の一点ない「艮」と言う字です。
「うしとら」と読みます。

牛と虎です。
ですから、鬼は、牛の角と虎の虎柄の服を着ています。
これが、架空の動物であることは確かです。
しかし、存在するものです。
人の心に住んでいます。

これを封じなくてはいけません。
仏の世界でも、鬼はいます。
鬼子母神がそうですね。
しかし、鬼であっても、仏に帰依して、妙法華経を守護して、神として祀られています。
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悪い鬼を封じる為に豆をまきます。
豆とは「魔目」と言う言葉に通じます。
魔モノの目を封じて、災いから逃れるためです。
最近は、恵方巻が全国的に人気です。
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私も指し入れ頂きました。
鬼の金棒に見立てて、鬼に金棒の金棒を食らってしまうわけですね。
そんな考え方も凄いです。

最近では、ケーキで恵方巻もありますからね。
静に、頂きたいですね。
ありがたいとこです。

心の三毒を廃し、心静に安穏に過ごしたいです。
イライラ虫もウジヴシ虫も静にさせたいです。
静に手を合わせます。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈ります。

最後まで、鬼も福も内の話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。