月も朧に白魚の篝もかすむ春の空~
ご存じ、歌舞伎「三人吉三廓初買」の、お嬢吉三のセリフの冒頭の一節ですね。
節分と言えば、「ほんに今夜は節分か、西の海より川の中、落ちた夜鷹(よたか)は厄落し、豆沢山(まめだくさん)に一文の銭と違って金包み、こいつぁ春から縁起がいいわえ」とセリフが思い出します。
節分ですよね。
我が家では、「福は内、鬼は内」と法華経では、鬼も法華経を守護してくれる諸天善神の神様です。
鬼子母尊神と十羅刹女(じゅうらせつにょ)をイメージします。
十羅刹女(じゅうらせつにょ)とは、仏教の天部における10人の女性の鬼神の事ですね。
鬼と言えば、鬼門の丑寅の事をイメージして、牛の角と虎柄の衣装です。
丑寅も、漢字一文字で書けば、「艮」(うしとら)と書きます。
良の一角がないものです。
今年の鬼は、新型ウイルスですかね。
猛威をふるっていますし、今後も振るいます。
気を付けたいものです。
我が家でも、ささやかな節分を行いました。
もちろん、我が家では、「福は内、鬼は内」の声掛けです。
豆たくさん用意しています。
今年は、1升の豆を嫁が用意してくれました。
もちろん、ネットでのお買い上げです。
当分、私の酒の肴に困りません。
炒り豆好きです。
イソフラボンを取り入れて、元気に過ごしたいです。
豆腐も好きです。
晩酌の肴には、豆腐が食卓によく登場します。
関東煮(おでん)に、鍋に、汁ものにです。
年を取って来ると、豆腐の旨味が分かります。
出汁によく合います。
あっさりとしていますので、食べ飽きません。
もちろん、マーボー豆腐にして、辛みを付けても美味いです。
私的には、豆腐の煮込みが好きですね。
湯豆腐も美味いです。
京橋駅前の串カツ「まつい」の湯豆腐が食べたくなります。
もちろん、串カツも美味いし、若鳥の唐揚げも美味いです。
どて焼きも捨てがたいです。
少しの時間でも、立ち呑みの醍醐味を味わえます。
最近の京橋には、いろんな店が出来て、また行きたいところです。
大阪にやって来て、はや5年が過ぎましたが、京橋には、1度しか足が向いていません。
その理由は、忙しいのと、小さな子供が居るからですね。
親となった以上、いろいろな制約もありますが、子供とともに節分を過ごすのも、いいです。
昔の家々から「福は内、鬼は外」の掛け声も聞こえましたが、現在ではサザエさんの番組位でしょうね。
昭和、平成、令和になっても、節分は残ります。
ゲンを担いで、縁起よく過ごしたいです。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。