伏見稲荷 道八の中華そばより あなたのそばに。

朝からいいお天気でしたね。
午前中に洗濯を済ませ、そのまま首のマッサージを受けに病院に行きました。
今日は当りです。

何が当りかとかと言えば、担当のマッサージの先生です。
自分に合う先生と合わない先生がおいでです。
そうしたことが、あるんですね。

マッサージと言えども、技術です。
その技術に大きな違いがあります。
治療の強さや患部へのアプローチと、細かい事がいろいろとあります。

今日の先生は、大変丁寧な先生でしたね。
この先生にマッサージしてもらうと、体が軽くなります。
首と肩への負担を軽減して貰えます。

合わない先生と言うと、体の患部をゆっくりと触って、筋肉や体の張りを確認する作業をされることがあります。
リハビリならそれもいいのですが、私の場合には、体に変化を感じません。
些細なことですが、マッサージを受けるというには、私の思う治療の方向性と違う先生がおいでです。

今日の先生は、女性の丁寧なF先生です。
評判のいい先生です。

そんな治療中、ふとしたことから、らーめんの話題になりました。
私は、治療中はあまり会話をしません。
しかし、今日は珍しく会話が弾みました。

いろんなラーメン屋や中華屋さんの話の中で、伏見稲荷近く、道八の中華そばの話が出ました。
道八というと、このブログでも話は出ます。
前回は、わらび餅やきなこ餅が美味しいという話が、治療中違う先生から聞こえて来て、ネットで調べると、伏見区出身の歌手・倖田 來未さんお薦めということも知りました。

治療が終わり清算すると、足は伏見稲荷へ向かいました。
そのままです。
口が、中華そばになってます。
今日は、夜の仕事場は休日です。

歩いて向かいます。
銀行に用事もありましたので、その後、道八へ向かいます。
道八と言えば、仁阿弥道八（にんなみ どうはち・1783～1855）です。
江戸時代の京都の陶芸家です。

もちろん、この陶芸家の名を取ってお店の名にしていると思います。
伏見稲荷と言えば稲荷大社近くですが、観光客というより近くの人が多いですね。
その姿、格好から、観光客でないことは分ります。

甘味どころでもあります。
まだ昼時でしたので、大抵は食事をされています。
お客さんは、いっぱいです。

店内も、茶人好みの数寄者の様相です。
小さい棚に、三つ足の伊賀焼に植木を植えてあります。
やはり、仁阿弥道八の名前からの店名が感じられます。
確かめた訳ではありませんが、多分そうでしょうね。

すかさず、注文は「中華そば」(５７０円)です。
うどんやそばの麺類、どんぶりものもあります。
鍋焼きうどんも、そそります。
今日は、口が中華そばです。

出て来たのは、やはりラーメンでなく中華そばですね。
スープ鶏がらベースの和風味です。
町のうどん屋さんの中華そばです。

麺は、湯で麺の黄色いそばではありません。
ラーメンの麺ですね。
あまり食べたことがない麺です。
どこの麺かと気になります。

ラーメン屋の近藤製麺のような麺ではありません。
悪くはないです。
量も意外とたっぷりです。

隣の年配のおばさんも、中華そばをお食べでしたね。
人気のようです。
ネギかいいですね。
鶏がらスープとネギはよく合います。

それにチャーシューも、うどん屋にあるようなハムみたいなものではなく、チャーシューです。
チャーシューと言っても、焼いた豚肉でなく、湯で豚ですけどね。
すこし歯応えはあるものの、悪くはないです。

懐かしい中華屋さんのラーメンに似ています。
見た目は、私の好きな三条東大路下がったマルシン飯店のラーメンみたいですね。

味は、全く違います。
あっさりしています。
もうすこし味を濃くしてもいいですね。

でも、地元の味なんでしょうね。
子供さんから、お年寄りまで愛される老舗の味なんでしょうね。
これはこれで悪くないです。
ありでですね。

何度か違うものも食べたくなります。
また幾度と通う予感ですね。
値段も手頃です。
もちろん、アルアルの方はメニューに載っていません。
聞けばあるのかも知れませんけどね。

このまま、少し稲荷大社付近を散歩して帰ります。
明日は、田植え祭でしたね。
マッサージで、店の話を聞いて、４０分ほどでその中華そばを食するとは、フットワークがいいと自分でも思います。

ありがたい仏縁に感謝しています。
ありがたいと手を合わせます。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らすように、手を合わせます。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、中華そばの麺みたいに長い話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。