''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

バター風味の玉子で巻いたオムライスを食らう より。

朝方、日差しが射しているのに、パラパラと雨が降っていました。
俗に言う「狐の嫁入り」ですね。
曇ってもいなかったのに、不思議な空です。

今日は、12月最初の日曜日ですね。
夜の仕事場が、久しぶりに日曜が休日となりました。
人並みの暮らしを感じます。

昼過ぎに、素適な差し入れが入りました。
その記事は、後日にしてます。
今日の昼ごはんは、昨日からオムライスと決めていました。
遅い帰宅の途中に、スーパーで買い物です。
深夜までやっていたり、24時間やっているとスーパーがあります。

小さな子供さん連れもおいでです。
夜とは感じません。
不思議な感覚に襲われます。
生活する時間が、人様の違う方も多いです。

人並みに暮らすという事の意味も、少し薄れた気がする現代社会です。
しかし、日曜日に休みを頂くと、何となく嬉しいです。
人間の体もそういう風に出来ていると実感します。
夜は寝る時間です。

そそくさとスーパーで、オムライスの材料を買い揃えて帰宅しました。
やはり、材料で必要なものは、玉子です。
それにチキンライスが必要ですから、チキンの鶏肉ですね。

今回のオムライスの中身、チキンライスには、鳥の胸肉を使用です。
フライパンに油とひいて、鶏肉を小さく切った炒めます。
塩コショウの味付けに、隠し味に少し日本酒を入れます。
鳥の臭みを消します。

そこにバターを入れて、すぐに冷ご飯を入れます。
もう一度、塩コショウして、バターの風味をライスにつけます。

少し炒めてから、ケチャップを投入です。
彩りもいいですね。
手早く炒め、色のムラがないように炒めます。

鶏肉とバターの匂いがしています。
ケチャップと、美味く融合しているようです。
味を深くするには、ウースターソースら、トマトピューレやら、赤ワインとかを入れる、もっと本格的なレストランの味に近くなります。

しかし、今日は、玉子の風味を生かすために、子供さんが喜ぶようなケチャップ味のチキンライスにしました。
後は、卵を二つ割り、よくかき混ぜ、バターを一かけ入れたフライパンに、玉子を流します。
手早くバターと馴染ませ、大きく薄く広げます。

ここに、用意していたチキンライスを真ん中にそっと投入です。
手早く丸め、お皿に盛り付けです。
定番のケッャプの盛り付けです。
イメージ 1

今回は、まりももさんみたいに、「ま」と字は書きません。
波型、いえ関孫六の三本杉をイメージです。
切れ味も、いいいです。

熱々のオムライスをすばやくカメラに収め、いざスプーン投入です。
玉子が、硬くなくいい塩梅です。
チキンライスの加減もいいです。

ご飯とケチャップと鶏肉、それにバターの風味もよく効いています。
鳥肉の味が、ご飯にも移っています。
隠し味の日本酒もよく効いています。
鳥肉の臭みもありません。

包んだ周りの玉子にも、バターの風味が効いて、美味いです。
口中で鼻腔に抜ける香りが、洋食です。
家でこさえた味としては、私の好みですね。
ドミグラスソースを使った味わいもいいですが、家庭の味としてのオムライスとしては、私のイメージ通りです。

久しぶりに作ったオムライス、なかなか美味かったです。
バターがよく効いていますね。
先日のバターライスに使用した残りです。

一時、オムライスに凝った時期があります。
京都の町の洋食屋さんに入ったら、まずはオムライスを注文していた時期がありました。
京都大丸横の資生堂パーラーのオムライスも、なかなかよかったです。

遠くは、東京浅草のヨシカミも行きました。
もちろん、オムライスも注文しましたね。

大阪は中ノ島の中央公会堂の今は無き、あのオムライスも食べました。
今のお店とは、別物だとも聞きます。
お勘定場には、名物のおばあちゃんが座っておいででしたね。

岡崎の小宝も行きました。
京都の京極にあるスタンドのオムライスも有名です。
もちろん、食しました。
三条のはやし食堂のオムライスも有名です。

御池辺りの大きなオムライスの店には、行ってないです。
量が多くても美味しいとは言えません。
一つのものを決めて、食べるといろいろなことが解ります。
店事に特徴があります。

味だけでなく、接客やら、店の雰囲気が出ます。
それを感じながら食するのが楽しいです。
味だけなら、今日作った私のオムライスも、私の好みです。

職人技が、オムライスには、見えます。
今まで食べた中で、芸術的だと感じたのは、丸太町東洋亭ですね。
見た目も味も、グレートでした。

あれより凄いオムライスは、今まで出会ったことがないです。
もちろん、値段からしても、昼ごはんにしか行けません。
値段も昼ごはんにしては、グレートでしたね。
今では、いくらの値段やらです。

思い入れのあるオムライスです。
子供の頃の特別好物が、オムライスです。
母が、作る家のオムライスは別物です。

薄焼きの玉子が、何ともいいです。
それにケチッャプの味が違います。

家では味わえない特別のご馳走でしたね。
思い出の料理です。
今でも、こうして食べたくなって、自分で作ります。

それにしても、今日のは最近の中でも、特に自分好みに出来ました。
一気に完食です。
ごちそうサマンサです。

スプーンをナフキンで包むと、もっと洋食屋さんぽく感じます。
オムライスの中身のチキンライスは、子供の頃食べた「お子様ランチ」の旗の付いたチキンライスの味です。
懐かしいです。

あの旗欲しさに、食べた記憶はありますが、味の記憶は今でもはっきりしています。
5歳までは、いつものデパートのレストランなら、私のお決まりのメニューでした。
今でもはっきりとその味を覚えています。
小学生になると、さすがに恥ずかしくて食べなかったですが、食べておいたらよかったと思いますね。

私の居た有名な料理屋さんにも、裏メニューがあって、このお子様ランチはあるんです。
和食の料理屋さんでも、ハンバーグやらエビフライやらを付けた定番のお子様ランチです。
もちろん、チキンライスも付いていました。

旗は無かったように記憶しています。
偉い職人さんが、1人で作っていました。
値段が、気になります。

上得意さんの孫さんの3歳だか、5歳だかのお誕生日会をされたのを見た事があります。
家族だけでの会でしたが、お座敷です。
ケーキも、お店でご用意です。
凄かったですね。

七五三のお祝い、裕福のお宅では、料理屋さんでやられることがありますね。
御参りの帰りに、料理屋さんのお座敷で、食事をされます。
裕福なご家庭ではよくありますからね。

同じ子供さんでも、いろいろとあります。
でも、家で母の作ってくれる手料理なら、それがご馳走だと感じますけどね。
多少の味の上下は、あるにしてもね。
私の育った環境では、考えられないセレブな暮らしがあります。

それがいいのか悪いのか、私如き凡夫には分かりません。
人生行きあたりばったりの私には、別世界の話です。

上を見て、下を見ても、キリがありません。
自分の身の丈あった暮らしが、一番です。
日々の暮らしの中、そこにささやかな幸せがあります。
ありがたいことです。

ありがたいことに、私は仏縁を頂けています。
ありがたいと感謝しています。

花を見て、月を見て、オムライスを食らい、酒を呑む。
至福です。
グレートですよ。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らす、それが願いです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、仏の包まれたオウム(帰依する)な話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。