''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

昨晩届いたハニーシナモンパンにて、朝ごパン より。

少し前に帰宅です。
ポツポツと雨が降り始めています。
天気予報の通りになったようです。

それにして、今朝も寒かったです。
布団からなかなか出られません。
それでも、「えぃー」と気合を入れて、身支度です。

起きるとすぐにお湯を沸かします。
インスタントのコーヒーを入れ、体を温めます。
温かい飲み物は、この時期ありがたいです。

お湯が沸くまで、1枚パンをグリルで焼きます。
その間に洗顔などしています。

今日の朝は、いつもと違って、まんまるのパンです。
グリルでなく、レンジでチンしました。
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昨晩、差し入れで頂いたパンです。
文字通り、ハニーシナモンパンです。
アツアツです。

トーストと違う温かみを感じます。
熱々のコーヒーと一緒に、朝ごパンです。
もちろん、痛風の私の朝食には、毎回ヨーグルトを食します。
ヨーグルトが、私にとって痛風の象徴であります。

これを食して、尿酸値をセーブします。
これが、マインドコントロールなんです。

朝起きて、洗顔と言えば、ご存知落語の「手水廻し」(ちょうずまわし)ですね。
上方では朝、顔を洗ったりするのを「手水(ちょうず)を使う」と言うのが、話の根本です。
ですが、現在ではそんな言葉を使うこともないです。

ただ、丹波・貝野村の宿屋の主人が、上方(大坂)からのお客さんが、「部屋に手水廻して」と言われると、どんなものを回すのかと勘違いします。
田舎で一番の知識者となると、庄屋か寺の和尚さんになります。

すぐさま、寺の和尚さんに人を訪ねにやります。
手水(ちょうず)を長頭(ちょうず)の長い頭と捉えて、丹波の田舎の顔の長い男に、頭を廻させます。

そんなことで、洗顔できるはずもありません。
大坂の客は、怒って宿を立ちます。

次に大坂のお客が来て困らなんようにと、宿屋を閉めて仕方なく、檀さんと喜助が、大坂にやって来ます。
日本橋辺りの宿屋に宿をとります。
喜助も檀さんも、朝の手水が気になって、一睡も出来ていません。

翌朝、女中に申し付けて、部屋に手水を廻させます。
水(お湯)の入って大きな手桶(金だらい)に、盆の上には房楊子と歯磨き粉、塩が添えてあります。

二人は、これを飲み物と間違えます。
歯磨き粉、塩は、調味料と薬味と考えて、房楊子(歯ブラシ)で、これを混ぜます。

とても飲みきれるものではありません。
二人して、困惑しているところに、もう1杯の手水セットがやって来ます。
ここで、「残りは昼に頂きます」と言うのが、オチです。

もともとは、『貝野村』という話に、後半部の話が、独立した話であるとネットで知ることが出来ました。
その方が、面白いですからね。
丹波出身の縁で、桂文珍さんが演じられることが、多かったように思います。

手水を廻すと言うのは、私は使いませんが、手水鉢(ちょうずはち)と言う言葉は、しています。

元来、神前、仏前で口をすすぎ、身を清めるための水を確保するための器をさす。その後茶の湯にも取り入れられ、露地の中に置かれるようになり、つくばいと呼ばれる独特の様式を形成していった。(ウィキペディア参照)

つくばいにも、いろいろなモノがあります。
有名なモノに、京都の龍安寺りゅうあんじ)にあるつくばい(手水鉢)の文字の鉢があります。

「唯吾知足」 吾唯足知(われ ただ たるをことを しる)

意味は、「不満に思わず満足する心を持ちなさい」という戒めでもあるようです。

そうですね。
上を見ても、下を見ても、キリがありません。
自分の分に応じた暮らしがあるだけです。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
その分に満足出来れば、これ以上の幸せはありません。

今日何かの力で、生かして貰っていることを自覚して感謝する暮らしです。
私は、やはり仏様ですね。
ありがたい仏縁を頂けたことに感謝しています。

人様から見れば、裕福ではありませんが、幸せを感じて暮らさせて貰っています。
元気で仕事をさせて貰って、好きなブログの記事を書かせて貰って、コタツに入ってテレビを見たり、ネット見たりしています。
そして、気が向けば、晩酌タイムを過ごせる訳です。

手酌酒とは言え、「美味い」と喜んでいます。
安っぽいですが、これが私の幸せです。
晴れた夜には、月を見て、昼間なら路傍の花に目を止めて、それを楽しむ。

そんな安穏な日々を過ごせることが、何より幸せです。
そう心の底から感じます。
もちろん、宝くじも当たりたいですが、そんな特別な出来事より、まずは日常の暮らしです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、朝のパンのように丸く収まる話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。