''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

カルビーの究極の逸品 かっぱえびせん 匠海 を食す より。

昨日に続いて、天王寺公園からの休日の話です。
サンドイッチのランチを済ませると、何やら相方がおもむろに出した物があります。
「何これ?」
もちろん、百景という言葉は付きません。

よく見ると、カルビーの商品のようです。
それも、かっぱえびせんのようです。
見たことがありません。

何やら研修会があり、その頂物のようです。
私にも、お裾分けを頂きました。
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カルビーかっぱえびせん 匠海と言うようです。
カルビーのネットで販売はされているようです。

しかし、究極の逸品とうたっているだけに、あの棒状のかっぱえびせんではありません。
瀬戸内海の天然海老と藻塩に、こだわりを持ったかルビーの技術のすべてを出した逸品と言う事ですね。

海老の味が濃いです。
なかなかいい仕事しています。
少し厚くて硬いですが、風味といい、鼻に抜ける海老の香りがいいですね。
やはり、匠の技かもしれません。

匠と言えば、私の中では、あの浅野内匠頭(あさの たくみのかみ)を思い出します。
ただ、忠臣蔵は、私の12月のサブテーマですから、今日は止めて於きます。
もう一人の匠と言えば、料理漫画『ザ・シェフ』の主人公で、ニヒルな天才シェフ・味沢 匠(あじさわ たくみ)でしょうね。
漫画と言うより劇画と言うのでしょうかね。

料理に法外な報酬を求めます。
その意味では、料理版のブラックジャックと言えば、分かり易いかもしれません。
常に約束を守るビジネスマンです。
どんな難しい仕事もこなします。

何を食っても満足しない外国の大臣に、がむしゃらにお替りするほど、スープを食べさせたこともありました。
料理と言うより、客の心を満足させることに、気遣いされています。
漫画ですから、それなりに面白くしないといけないので、誇張されていますが、それでも、読み手の気持ちを掴みます。

過去にも「オムレツの神様」の話を記事にしたことがあります。
味沢自身、オムレツは西洋料理の基本であると言い放ちます。
納得出来ますね。

玉子料理は、大変難しいです。
たかが玉子されど、玉子ですからね。

寝たきりの師匠の食事に、オムレツを作る話は、胸に応えます。
重度の認知症で、意識もないはずの師匠・風間竹山が、味沢の作ったオムレツを食べて、言えない口で、「あ・じ・さ・わ」と言葉を発します。

私もこれと同じような経験があります。
我恩師も、倒れられて、闘病生活の最中、私が見舞いに行くと、看護婦さんが近くに折られて、「息子」さんが来られていますよ。

すでに、意識の朦朧とする中です。
「息子じゃなくて、教え子です」

そこ応えると、「何々さん、教え子さん、来ていますよ」と何度も、声を掛けて下さいまして、少し意識を戻った中、何かを言われました。
看護婦さんが、耳を近づけて、発した言葉は、「○○○○」です。

そう、私の名前です。
長い間メガネもないまま、寝たままの状態ですから、うっすら見えたのかもしれません。
はっきりと、その名前を聞こえないほど声で、答えて下さいました。

恩師が亡くなる1ヶ月ほど前の出来事です。

何やら共感できることも多いです。
料理は作っていませんが、何か不思議なご縁のあった師弟の関係でしたね。

あるんですよね。
こうした不思議なご縁もね。
ありがたいご縁です。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝して暮らさせて貰っています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏にくらしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、海老の香りの強い話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。