''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

向付 鮪と烏賊の紅白盛 より。

今日は、暑かったですね。
ムシムシしていました。
こうなると、体調も良くないです。

雨続きから一転、ムシムシの暑さは体に堪えます。
この暑さなら、今夜の晩酌も、発泡酒とウィスキーのソーダ割りにしましょうかね。

先日の晩酌は、雨で少し気温も低い目でしたので、日本酒にしました。
そうなると、肴は刺身で行きましょうとなります。
この日は、スーパーの特売の鮪と烏賊の紅白の2色盛りです。
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大葉を乗せて、天にわさびも乗せました。
家で盛り付けるなら、この程度で十分です。

刺身の添え物と言うと、刺身のつまとけん.ですね。
「けん」も「つま」もよく使いますが、けんは大根のカツラ剥きの千切りです。
大抵は、けんは刺身の下に盛られることが多いです。

つまというと、妻とも褄とも漢字で書きますが、大根のけんのことではなく、刺身の横に添えられている飾り野菜や海藻などのことを言います。
ですから、浜防風、花穂、菊、ワカメ、穂紫蘇、などかそれらに当ります。

家なら、大葉だけても十分です。
わさびも、家なら天に盛れば十分です。
何も人参を模様にして薄く切って、小皿代わりにわさびを盛るのも、手間です。

でも、邪魔臭いと言っても、のぞき(醤油入れ)にわさびを入れて、醤油の中で溶くのは、ご法度です。
最初だけが美味くて、後がどろっとして、醤油の持ち味も、わさびのぴりっとした味と香りの持ち味も消えます。

わさびは、醤油に溶いちゃダメです。
刺身の上に乗せて、わさびが醤油の触れないようにして食べると、最後まで醤油が汚れません。
見た目も綺麗ですからね。
和食は、料理の見た目の美しさもさることながら、食べるお客の食べ方の作法も美しくないといけません。

これには、徳利に入った日本酒です。
酒器にすこし拘るなら、祥瑞手の徳利と猪口でしょうね。
何とも上品な味わいがあります。
上等の菊正宗なら、美味しく感じますよ。

貧家の長屋暮らしには、無用の長物かもしれません。
いつもの百均の2合徳利と九谷の猪口で十分です。

刺身があれば、日本酒が嬉しいです。
肴が刺身なら、ぬる燗の酒もいいですね。
あとは、酌するタボが要れば、お大尽気分です。
とは言え、現実は、慰労の手酌酒です。

鮪は少し大振りに、烏賊は細造りにしてあります。
色合いも紅白で、何か華やぎます。

けんやつまやと言うと、言葉の響きだけで、「ケンとメリーのスカイライン」を思い出します。
ちょっと強引なくらいが、ちょうどいいです。
懐かしいCMに思いざれます。

今若者の車離れの風潮がありますからね。
車も強引なほど、ヒットする車がありません。
スーパーカーブームみたいなブームモノがあると、子供たちにも夢があるんでしようね。

その前に、バイク離れも、すごいです。
子供の頃、750(ナナハン)のバイク見て、すごいと思いましたし、中年のおじんさが乗るホンダの「ゴールドウィング」何か、バイクにステレオ付いていましたからね。
何じゃありゃと、思ったものです。
懐かしい昭和の時代です。

若者の離れと言う言葉で言うなら、若者の日本酒離れも、加速しています。
日本酒と食事の組合せは、大変楽しいものだと思います。
食材や旬など、多くの知識を必要とします。

ワインの比ではないと思います。
酒器に拘るもの楽しいし、和室の設えも、見えてくると楽しいです。

私は、すぐに目が行くのが、床の間のお軸です。
意味深いことが書かれている事が多いです。
特に、禅語はいいです。
自分を何か見つめ直せてもらいます。

私たちは、何気なく生きているわけでなく、何か力で生かされています。
それが実感できる暮らしが、ありがたいです。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せはあります。
ありがたい仏縁に感謝して、暮らさせて貰っています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も明日も、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、酒に酔った前後不覚の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。