''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

神戸元町 中華街での秋の家族会 より。

夕時5時を回れば、日も沈んで、ようよう寒いと感じます。
それが、秋のこの時期の日常です。
昨日は、非日常な時間を過ごしました。
夏以来の家族会を実行しました。

 

場所は、郷里播州と京都の中間点、つまり神戸になります。
神戸と言っても、中心地は、三ノ宮でしょうが、神戸・元町・三ノ宮と言えば、駅から見える距離にあります。
高架下と呼ばれる店が続いております。
とは言え、昔の高架下は賑やかだった記憶です。

 

今は、神戸よりの高架下が、がらんとしています。
元町側の高架下は、まだ人の流れもあって、いろんな商売があります。
神戸と言えば、履き倒れの街です。

 

大阪の食い倒れ、京都の着倒れ、そして、神戸の履き倒れと揶揄されます。
神戸の方は、若い方から年輩の方まで、お洒落です。
特に履物、つまり靴がお洒落です。

 

それは、長田近くがケミカルの街です。
靴の底を加工する中小企業が、多かったからですね。
阪神淡路大震災で、長田辺りが放火に包まれました。
それも、こうしたケミカルのボンドやシンナーなど、引火性の溶剤が置いてあった為でもあろうと思われます。
もともと、靴の材料は、燃えやすいからですね。

 

被害拡大の一つの要因になったと言えます。
被災された方、その震災で尊い命を失われた方、またそのご家族を思うと、居た堪れない気持ちです。
でも、今の長田辺りも、また盛り返してきました。
駅前辺りが、盛りあがっているように思えます。

 

長田と言えば、そばメシや平壌冷麺のB級グルメの発祥地です。
靴工場の工員さんが、短時間でさっと食べられて、美味しいモノが定着したグルメの街でもあります。

 

話を戻して、神戸と三ノ宮の真ん中にあるのが、元町の中華街です。
中華街と言っても、横浜と比べると規模は小さいです。
それだけに、自分のお気に入りがしっかりとあります。

 

今回の家族会、母が老人会のお役があるため、前回に続いてお休みです。
日を決めてから、用事があると言われても、それはそれで困ります。
それじやと、父と二人の最小の家族会となりました。

 

夏以来の再会です。
夏に比べて、また年老いた感じが微かにします。
子供としては、複雑な感覚です。
あと何度こうして食事が出来るかと思うと、居たたまれませんが、こうして食事が出来る事に感謝です。
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場所は、中華街の東龍街の劉家荘です。
ここの名物は、焼鶏(しょうけい)です。
皮目は、香ばしくて、身はしっとり柔らかで、鶏の持ち味が深いです。
他店では、味わえない味です。
日本では、ここだけのようです。

 

そういう意味では、絶品かもしれません。
今回はランチタイムと言う事で、焼鶏(しょうけい)定食(950円)にしました。
定番の焼き飯にラーメンも、捨てがたかったです。

 

正直、一人で食べるには、少し多いと言う感じもあります。
皮側についた塩家が、程良いです。
年老いた父には、骨が付いていますので、食べにくかったかもしれません。
それでも、昼間のビール片手に、頂くランチにしては豪勢です。

 

野菜のガローニもたっぷりです。
定食ですから、玉子スープとライスが付いています。
食べ終わると、お腹いっぱいです。

 

この後、父とメリケンパークに歩いて行きました。
まだ少し風が冷たかったですが、有意義な時間だったと思います。
家の事に付いても、いろいろと相談があり、いい機会になったと思います。

 

私にとっても父にとっても、貴重な親子の語らいの時間となりました。
いつものように、決まった喫茶店に向かって、そこで40分ほどコーヒータイムを過ごしました。

 

父にとっても、昼間に神戸の元町にいることが、何やら不思議な面持ちです。
子としては、まだまだ、健在で有って欲しいです。

 

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁を得たと、感謝しております。

 

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。
それを願うばかりです。
今日も一日、私も世の中も、平穏無事でありますようにと念じます。

 

最後まで、神戸元町中華街での鶏肉ちゃんこの話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。