''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の食卓ものがたり 冷し中華風5種盛具だくさんのそうめん より。

朝に強めの雨が降り、少し窓を開けていたので、肌寒くなった目が覚めた私です。
どうも、ぐっすりと眠れません。
晩酌のアルアルが過ぎたのかもしれませんね。

季節の変わり目には気を付けないといけません。
自重しないといけないみたいです。
変わり目と言うと、すぐに落語の『替り目』が思い出されます。
迷惑な酔っ払いが出て来る話です。

酔っ払いは迷惑が多いです。
それでも、落語の『替り目』は、三代目 桂 文之助の落語が好きですね。
前名は、桂雀松さんと言えば、お馴染みです。
そう天気予報士の桂雀松さんです。

酔っ払いと言うか、ぐでんぐでんに酔って、人に絡むシーンは、なかなかの芸です。
桂 文之助と言えば、江戸にも上方にも名前のある落語の名跡です。
それも、83年ぶりの大名跡を継いだのも、なかなかの技量が必要です。

京都に長く住んでいた者としては、茶店「文の助茶屋」の方が有名です。
もちろん、2代目 桂文之助も引退して、悠々自適余生を送ったと聞きます。
今で言う芸人プロデュースのお店と言う事になります。
私が学生時代には、京都嵐山に、芸人のお店があちこちありました。

ビートたけし氏の「北野カレー」もその一つでしたね。
五木茶屋もありましたよ。
時代でしたね。
まだまだバブルの時代でしたね。
懐かしいモノがあります。

やはり、こちらも、時代の変わり目だったのでしょうね。
ぐでんぐでんによっても、泡のように、飛んでしまいました。
泡違いですが、濡れ手に粟の例えもありますからね。
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先日食べた冷し中華風の具だくさんのそうめんです。
味は、冷し中華風のタレをかけて頂くタイプです。
お酢が、さっぱりとして、そうめんにもよく合います。

細く切った錦糸卵も、ふわっとして美味いです。
中華風のタレにもよく絡みます。

そうめんは、郷里播州の揖保の糸ですよ。
尋常品の赤ラベルです。
たまには、ひねの黒帯も食べてみたい気もします。

赤ラベルでも、これだけ具だくさんにすれば、豪勢です。
錦糸玉子に、ソテーした茄子、ぺチュ(白菜)キムチ、細切り胡瓜、そして、ボイルした海老さんです。
5種盛なら、豪勢です。

料理の世界でも、偶数より、奇数の盛が多いです。
3種、5種、7種ですね。

和食は、やはり、陰陽五行が元になっています。
食器も、丸と四角よって、陰陽が分かれます。
丸い器は「陽」、角張った四角の器は「陰」です。

数も、奇数は「陽」、偶数は「陰」ととられられています。
総じて、「陽」は、丸いもの・平らなもの・奇数で、「陰」は、四角いもの・深いもの・偶数と言った感じです。
食材の盛りも、陰陽なんですね。

何事にも、深い話があるんですよね。
素人としては、この辺りを少し知っていると、なんちゃってから少し背伸びが出来ます。

この日の盛は、5種盛です。
味の上でも、甘みも酸味も辛みも味のバリエーションと、食材の歯ごたえを考慮すれると、家庭で作れるにも、ある程度楽しめます。

錦糸卵の細いのは、なかなか手がかかっています。
海老も食べよいように、殻を外しています。
アクセントに入れた、キムチがいい仕事をしています。
胡瓜との相性もいいですよ。
油炒めした茄子も、いい感じに仕上がっています。

これなら、色合いもいいし、冷蔵にトマトがあれば、入れたかったです。
この日は、生憎ありませんでした。
そんな日もあります。

テレビCMでお馴染みの「ある時、ない時」です。
あればあるで楽しめますし、無ければないでそれも次回のお楽しみです。
禅語の「逢茶々遇飯々」(茶に逢えば茶、飯に遇えば飯)が、頭に過ります。

何事にも執着しません。
ただ、晩酌の極ゼロは呑みたいです。
いい加減な所も、拘りません。

それでも、たかがそうめん、されどそうめんです。
いろいろと楽しめるのがありがたいです。
ごちそうさまでした。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、天気の予報も出来ない毎日痛快でもない話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。