''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

晩酌タイムの肴  キハダマグロの造りの小鉢 より。  

昨日は、失敗をやらかしてしまいました。
不甲斐ない事です。

 

それと言うのも、皆さんには関係のない自分の控え用に、整理するために書いた記事が、どうしたわけが、アップされました。
最終確認をしていなかったのが、失敗の原因です。
人為的な失敗です。

 

失敗は成功の基と言いますので、いい経験になりました。
ブログを始めて、丸15年、16年に突入して、5ヶ月と言うのに、こんな失敗があるとは思わなかったです。
皆さんには、些細な事ですが、どうやら年齢的に焼きが回ったのかもしれません。

 

記事数も、6330記事を越えて来ましたが、いろんな失敗を思い出します。
思い出深いいい記事もありますが、駄作も多いです。
それは、相田 みつをさんの「人間だもん」と、究極ここに到達しそうです。

 

ストレス解消に、いろいろと記事も書きました。
書くと言う作業は、自分の気持ちを整理してくれます。
ありがたいことです。

 

時間のある時に、記事も書き溜めています。
その方が、無理なく続けられます。
よく聞かれるのが、ネタの事でしょう。
ネタは、日々の暮らしの中で、スマホの写真で、いいと思えば、撮りためていて、それを使えば記事は書けます。

 

花でも、月でも、料理でも、日常の生活すべてが、ネタになります。
鉛筆1本でも写真があれば、ブログの記事になります。
記事を書いて、心を静めています。
そして、夜の晩酌タイムに、心の玉箒を登場させます。

 

この日の肴は、キハダマグロの造りです。
この日の肴は、ハズレでしたね。
刺身には、当たり外れもあります。

 

7歳児ゆうゆうが、子供ですから、鮪が好きです。
サーモンが好き、鰤が好きです。
要するに、分かりやすい刺身が好きなんですね。

 

いつもの刺身は、冊で買います。
家で、岳父愛用の柳刃で、刺身にしています。
下手な腕で、申し訳ないですが、家で切った方が、鮮度がいいと思います。
単純な理由です。

 

料理人は、3切れと言うのを嫌うとよく言います。
でも、私の知る限り、そんなことは聞いたことがないですね。
3切れは、身を切ると言う事に通じますので、ゲンが悪いと言う意味でしょう。

 

料理の世界も、意外と「陰陽五行と料理」は繋がっています。
いきなり、陰陽五行と料理と言われてもと言いますが、知らず知らずに、そうなっていますよね。

 

「陰陽五行(思想)」とは、森羅万象を「陰と陽」の二要素と「五行」の五要素に分け、それぞれの組み合わせによって解釈する考え方ですね。

 

五行の思想では、自然界は(木・火・土・金・水)の五つの要素で成り立っています。
まず、木から始まり、木が燃えて、火となり、土となり、土の中から金属が生まれ、金属の中から、水が生まれる。そして、その水を木が吸って、この繰り返しが続くわけですね。

 

季節は(春・夏・土用・秋・冬)の「五時」、人の臓腑(内臓)は、五臓六腑の「五臓、人の感覚は(目・耳・鼻・口・皮膚)の「五感」と言う事も、この思想です。

料理なら、五目でしょう。

五目ごはん、五目すし、五目そば、「五」が使われます。
それに、1週間は、(木・火・土・金・水)の五つと、太陽と月の陰陽の日月、これが合わさって、1週間が構成されています。
特殊な変身ヒーローの「愛の戦士レインボーマンで、この構成でしたよね。

 

料理的には、五味五色と言われることもありまからね。
それに、料理を盛る器も、「丸」が陽で、「四角」が陰という基本的な考えです。
物事の前後、手前の陰陽についても、「手前」が陰、「向う」が陽になりますね。
刺身も、会席(懐石)料理なら、向付と言えば、刺身・造りです。

 

日本のビジネスの世界でも、お客様の前では、「手前ども」と言えば、自分たちの事を謙遜して申します。(船場の商人かって?   いえいえ、接客マニュアルで、習いましたよ)
お客様が「陽」で、自分たちは「陰」ですからね。
仏の世界・妙法華経なら、妙が「陰」で、法が「陽」ですからね。
真言密教の世界なら、胎蔵界は「陰」で、金剛界は「陽」でしょう。

 

料理の世界でも、板場でそんな話をしていた記憶がありますよ。
伏見稲荷の千本鳥居の途中で、鳥居道が二つに分かれる有名な場所があります。
上司に言わせば、二つの鳥居は、一方が胎蔵界で、もう一方が金剛界だと言うのです。
板場で、、胎蔵界金剛界と言う話をしているのは、二人して変態料理人でしょう。(私もその当事者です)

 

伏見稲荷大社と東寺(空海)との間に、平安時代の初めに、もめ事かあって、今も続いています。(儀式だけです。私達夫婦して、現場を見たことがあります。京都市の市長と市議会議長の立ち合いがありましたよ)

 

手打ちにした証に、東寺が侘びが入って、今でも東寺近くの場所(昔は寺領だと推測されます)に、伏見稲荷大社の「御旅所」と言う場所が、今でもあるんですよ。
1200年前の出来事も、今も証拠が残っています。
1200年前とは、凄い数ですよね。


数と言えば、料理にも、数字の決まりがありますね。
「献立の品数は、奇数」ですね。
物の数とは、一より始まるので、奇数は二で始まる偶数より格上と考えられているようです。
その為、三品、五品、九品と、奇数の品数で増えていきます。

 

禅語の「万法帰一」(ばんぽういちにきす)と言います。
物事の始まりは、一からです。
茶室の変体系の茶軸なら、縦書きの「三二一二三」や「五四三二一二三四五」と意味することを表現されることもあります。

 

お皿などの器にも、丸が「陽」で、四角が「陰」です。
料理盛や刺身盛も、3種盛、5種盛、言えば、しっくりきますからね。
丸皿と四角皿の組み合わせも、陰陽があります。

 

一々考えると分からなくなりますね。
家なら、「そんなの関係ねぇ」とお気軽です。


この年になると、肴の量は必要ありません。
3切りくらいの刺身でもいいです。
しかし、皿数は欲しいです。


小皿に、漬物の盛合せもいいし、冷奴でもいいです。
キムチでもいいし、和え物や酢の物の小鉢でもいいです。

 

もちろん、自分で用意するので、嫌ではありませんからね。
皿数が多いと、贅沢に感じる私です。
それが用意できない時は、冷奴の豆腐の上に、刻んだ大葉、ネギ、茗荷、摺り下ろしたショウガ、キムチ、鰹節、とろろ昆布など、いろいろと盛ると、豪華な豆腐の一皿になります。

 

「片恋グルメ日記」の本仮屋ユイカさんのコロさんみたいな、妄想料理もありですよ。
ありがたいことです。

親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。              
ありがたいことです。            
            
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。              
ありがたいことです。              
              
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。              
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。              
ありがたいと感謝です。              
              
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