週末の日曜日の朝、嫁に炊き込みごはんを炊いて貰った。
いつものアサヒ軽金属の圧力鍋が大活躍してくれます。
仕込みは、夜に私が担当しました。
人参、シメジ、蒟蒻、揚げさん、余った厚揚げ、そして、メインの鶏肉です。
そうよくあるかしわ飯をイメージしました。
鶏肉は、酒、摺り下ろした生姜、そして、出汁醤油をナイロンの袋に漬け込んで、朝の炊き込みに使います。
摺り下ろしの生姜は、たっぷり入れます。
炊き込みごはんの味も良くなりますし、鶏肉の臭み消しにもなります。
酒の漬け込み効果も強いです。
かしわと言えば、鶏肉の戒名と言うのが、いとこい師匠の漫才にありましたよね。
♪ 10万円7万円5万円 運命の分かれ道 がっちり買いまショウ
番組の中、値段もいろいろと変わっていますね。
生きている時は、鶏肉で、死んだら戒名が、かしわって言うのは、子供には印象的でしたね。
かしわと言えば、料理人なら「このてかしわ」の植物に由来していることは知っています。
花も身もこのブログで紹介しましたね。
日本刀の中でも、「児手柏包永」(このてがしわかねなが)と言う名刀があった。 (刀と焼失したが、現存しているようだ)
ご存じの方は、なかなかの数寄者です。
かの細川幽斎が命名し、徳川家康が天下分け目の関ヶ原の戦いで佩刀したと聞きます。
「児手柏」の命名の由来は、刀文の得意性にあります。
佩表は、盛んな丁子乱刀、裏が直刀仕立になっていると聞き及びます。
「奈良山の児手柏のふた面(ふたおも)に かにもかくにもねじけ人のとも」から、本歌取りしたのが、幽斎公だと言うのです。
刀工の包永と言えば、国宝の静嘉堂の包永、『新・日本名刀100選』(佐藤寒山著 秋田書店)のNo.39にありますね。
こちらは、明治時代には、岩崎弥太郎男爵閣下が手元にあったみたいですね。
静嘉堂の包永も凄すぎます。
茎は約13、4cm程磨り上げてあるみたいです。
素晴らしい立ち姿に、引き込まりますね。
ただ、植物の児の手柏にも、昔と今では、違った植物を指すみたいですが、解釈も2通りです。
裏も表も、全く違うと言うのと、全く違わないと言う全くの真逆の意味になっています。
料理の意味では、鶏肉と言うのは、調理の仕方で、どんな料理にも使えると言う意味だと、アルバイトの板場で居た時に、知識人の料理人から聞きました。
物知りの料理人さんでした。
二人して、稲荷山の千本鳥居の2つに別れている箇所がありますが、これをこの料理人さんは、「あれはなぁ、金剛界と胎蔵界を意味しているんや」と、私は空海が当時建立時に、稲荷山の巨木を使ったのに、怒った稲荷さんと東寺さんの和睦があってと言う事を知っていたので、ある意味納得しましたね。
東寺近くの稲荷さんの御旅所があるのも、不思議でしたからね。
和睦の代償に、東寺の寺領を与えたものと思われます。
そんなこと言うなら、元々伏見の稲荷山は、藤森神社の境内でしたからね。
盗人猛々しいでしょう。
それなら、藤森神社さんと東寺さんが和解すべきでしょう。
1300年経って今でも、藤森神社さんが、稲荷さんに土地返せて、文句を言っていますからね。(笑)
現場を結婚する前の嫁と見に行ったことがあります。
誰か、「訴えてやる」と言うべきでしょう。
もちろん、一大事になってはならぬと、仲介の任を、京都市長と市議会議長さんが、入られていましたね。(懐かしい)
そんな講釈は不要なことながら、わしか飯風のたきこみごはんが、朝から頂けました。
ありがたいことです。
鶏肉は、たっぷり入っていまいます。
私の好きなお焦げも確認して、私の中には入れました。
美味いです。
生姜も効いています。
朝から元気になりましたよ。
朝ごはんは、大事です。
昼には、おにぎりにして食べてもいいですよね。
うどんか、そばでも添えたら、美味しい昼餉になると思います。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。