我が家では定番の一品は、サラダです。
それも、私的な表現をすると、「おかずサラダ」です。
居酒屋で、ごはんのおかずやビールの肴になる、サラダです。
スーパーのお惣菜的なサラダが、私は好きですね。
ポテサラよろしく、スパサラよろしく、カレースパサラよろしくです。
よろしと言えば、新手一生の升田幸三氏です。
「錯覚いけない。よく見るよろし。」の名言が思い浮かびます。
升田幸三と言えば、将棋棋士さんで、実力制第四代名人にして、棋士番号18ってなんか、おニャン子みたいな番号が付くんですね。
とりあえず、面白い名言の多い先生です。
升田幸三氏の雰囲気から「釈迦とキリストとソクラテスのような・・・」形容される風変わりな先生です。
陣屋事件でも、有名な御仁ですね。
私が一番好きな名言は、やはり、「山より大きな猪はいない」でしょうね。
いやはや、ユニーク過ぎる先生です。
でも、落語「夏の医者」という噺があるのを思い出します。
真夏、ある村で畑仕事をしていたお百姓が倒れた。この村に医者はいないので、八里半離れた隣村へ、息子が医者の先生を迎えに行くところから始まります。
途中で、大きなうわばみ(大蛇)に丸呑みされて、医者が薬箱の下剤を腹の中でバラまいて、排泄物と一緒に出て来た助かる話です。
そんな奴おらんやろう。(チッチッキチー)
後に、「たどり来て未だ山麓」と言う名言も意味深いです。
同様に、 一休禅師の作と伝えられる和歌「 分け登る麓の道は多けれど 同じ高嶺の月を見るかな」も、しみじみと感じるものがあります。
凡夫にも、何となく「甍」の意味が分かるだけに、どこまで高みがあるんでしょうね。
地面を生えずるような「五体投地」の最中の長安への道を思えば、「甍」はどこにあるんだろうかと、思う日々です。
家の前の道を歩んで、疲れたら一休みして、また歩み続ける凡夫のサガでしょう。
「有漏地から無漏地へ帰る一休み 雨降らば降れ 風吹かば吹け」、一休さんの名前の由来の歌です。
毎日、雨と風の中での苦行の歩みです。
そんな日々の中で何か香りがして来ました。
カレーの香りでしょう。
私が作った時短即席のカレースパサラです。
彩にトマトを添えました。
難しくはありません。
普通にスパサラ作って、カレー粉を加えて、よく混ぜるだけです。
邪魔くさいなら、キッチン用の使い捨てのナイロン手袋で、混ぜれば簡単に綺麗に仕上がります。
時短手抜きには、必要なアイテムです。
その手袋のそのまま、小鉢に盛って、使う捨てるだけです。
洗い物が一つ減りました。
カレーの香りと味が、食欲を刺激してくれます。
7歳児の娘・ゆうゆうもよく食べてくれます。
カレー粉は、意外に辛いので、入れすぎは、注意です。
何事も加減が必要です。
芸道にも、人生にも、緊張と緩和は、必要だと思います。
芸道は、無駄の排除が、芸の質を高めてくれます。
でも、人生には、無駄と言うモノはないように思います。
遠回りして、意外にそれが近道と言う事もあります。
逆に、幸せになろうと、外にそれを求めても、幸せは、内に存在するモノかもしれませんね。
49歳で嫁と初婚同志で結婚して、50歳に娘を授かり、回り道したけれど、今の暮らしにささやかな幸せを味わって居ます。
日々の暮らしの幸せの味は、薄いモノです。
それを幸せの味だと知ってしまえば、少しくらい薄くても、しっかりとした旨味はあるものかもしれませんね。
いい塩梅です。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。
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