''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

土用の丑の日 簡単押し寿司風、うなぎちらし とケンチン汁 より。

昨日は、土用の丑の日でしたね。
京都の帰りにも、本町筋や大手筋辺りから、焼いた鰻の煙と香りが立ち込めていました。
鰻高騰の折、何もこの日に食べる必要もありません。
ゲン担ぎです。

こんな小話もあります。
鰻屋の親父が、夏バテで医者にかかると、医師に精のある鰻でも食べる事を薦めます。(笑)
毎日焼いていたら、見るのも嫌なモノです。
食べると言う感覚にはなりません。

土用の丑の日の由来は、このブログでも幾度と書いています。
http://blogs.yahoo.co.jp/kantoshoue/13179461.html

それでも、鰻を焼くあの煙と香りは、堪りません。
バカボンのパパが、落語「芝浜」まがりのケチケチ攻撃の最終手段、ごはんを持っての鰻屋の前で、鰻を焼く香りをおかずにして、ごはんを食べる手段には、訴えるモノがありましたね。

鰻を食べる習慣のある国は、まだまだ少ないです。
外国で、すき焼きやら寿司に並ぶ日も、近い気持ちします。
ただ、とある宗教では、鱗のない魚は食べない戒律もある宗派もありますから、ご注意です。

知らずに出せば、宗教戦争にもなりかねません。
まじですよ。
仕事で、ヒンドゥー教の信者さんに、プレスハムの原料に、1%未満の牛肉が入っていたのを知らずに、提供して、どえらい目にあった事があります。

同じ仕事場でも、イスラムの方も居られましたからね。
当時の仕事場は、世界の人種のるつぼ状態でした。
国によって、いろんな人が居ます。
驚く事ばかりですね。

世界から見れば、鰻を食べる民族も、異様です。
ただ、食べてみれば、分かる方も多いはずです。
そこには、大変高度な技術が必要になります。
1度見て、会得できる簡単な技術ではありません。
イメージ 1

我が家では、簡単押し寿司風、うなぎちらし にして見ました。
ラップを使って押し寿司風に酢飯を整えて、再度錦糸卵とカットした鰻の蒲焼を乗せて、頂きました。
酢飯と鰻、錦糸卵がよく合います。

お店なら、天に刻んだ大葉を乗せるのもいいでしょう。
お気に入りの皿に、青味は胡瓜の朝漬けを添えました。
なかなか美味いです。
愛娘ゆうゆうが、これに参戦したら、私の取り分も、1つになるかもしれません。
イメージ 2

これに合わせるのは、ケンチン汁です。
写真は、翌日用のにゅーめんバージョンになっています。

鰻には、粉山椒ですよね。
汁モノも、赤だしなら粉山椒を少しフリフリします。
香りもいいです。

赤だしも、少し手を入れると、ご馳走になります。
具材も、豆腐だけでなく、なめこもよく合います。

もう少ししたら、焼き茄子を作って、椀の中心に盛って、そこに赤だしを張ると、これがいい具合に楽しめます。

ケンチン汁も、郷里播州から送られた牛蒡や夏野菜が満載です。
もちろん、豆腐も入っています。
私は、イチラーですから、ここに一味唐辛子をフリフリします。
もちろん、サンラーでありますから、この時期は、粉山椒もフリフリしたいですよ。

ささやかな土用の丑の日に、鰻が食卓に上ったことが、幸せです。
鰻高騰の折、国産鰻は、何処えやら、インドネシア産の鰻の出来がいいと聞いています。
中国産は、敬遠気味です。
鰻を食べない中国で、餌にも、水にも、危険の要素がいっぱいです。

水と言えば、水難事故には、最新の注意が必要です。
数センチの水たまりでも、水の事故は起こります。
我が家も、人事ではありません。
乳吞み児の居る我が家では、いろいろ注意が必要になります。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、明日の都知事選で、背開きか腹開きか、都民の裁きの付きそうな前夜祭的な話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。