''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

うざくで、一杯呑んで涼を得てみた より。

朝から暑いですね。
それでも、まだ少しゆっくりしています。
こんなにゆっくりとした休日を過ごすのは、何年かぶりかと感じています。
たまには、休息するというのもいいもんですね。

とは言え、貧乏暇なしと言いながら、不景気という甘くないケーキに、飽き飽きしている感もあります。
次来るチャンスを逃さないように、休息も必要です。

この休息中、神戸に一日行ったくらいです。
昨日は、少し京都駅辺りに行って来ました。
あとは、家です。
家で過ごすのも、いいですね。

少し用事を済ませて、ブログの記事を書き、早い目にシャワーを浴びて、夕刻5時過ぎから、晩酌タイムが出来ます。
いつもは、夜10時過ぎから、軽い晩酌タイムです。
この5時間の差は、ゆっくりできます。

少し冷やした日本酒も楽しめます。
いつもなら、日本酒は、次の日に残りますから、少し敬遠気味です。
そこが、休日の良さです。
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この日は、焼き魚に、焼き茄子、カットトマトに、豆腐でした。
そして、メインの鰻の酢の物です。
うざくという方が、語呂がいいです。
どんな漢字を当てるのか、少し調べましたが、分かりません。

鰻冊だと思われます。
鰻の短冊で、うざくだと思われます。
酢の物という定義が、そこにはありませんが、きゅうりと鰻の酢の物です。

この時期、酢の物は、さっぱりしていいです。
日本酒が、進みます。
なくても、進むんですけどね。

うざくには、きゅうり、わかめ、その他に、みょうがが欠かせません。
みょうがのシャキシャキした歯さわりと、香りですね。
もちろん、天に細切りしたしょうがもいいです。

料理屋さんでも、酢の物は定番です。
少し手をかけるのが、料理屋さんですからね。
きゅうりも、笹に切ったり、輪切りにしたりとする事も多いですが、私が習ったジャバラきゅうりも、少し変わっていて、風情があります。

1本のきゅうりを、斜めにカットして、少し切り残します。
輪切りのように切り落とさないのです。
繋がったきゅうりのままです。
不慣れな方でしたら、割り箸をかまさせてカットしても、上手く行きます。

今度は、反対側から、同じように、少し残してカットしていきます。
すると、びょーンと伸びる1本きゅうりが出来上がります。
切り残しが多いと、ジャバラになりません。
いい感じになると、本当にゆらゆらしますからね。

これをたて塩に漬けて、完成です。
盛り付ける時に、食べよい大きさにカットします。
酢の物の合わせにしてもいいし、横に添えてもいいです。

うざくは、ご馳走ですからね。
今年の鰻の高騰で、土用の丑の日にも、食べませんでした。
近くのスーパーフレスコで、特売だったので、購入です。
一人分作るのは、やはりコストからしても、無駄になります。

もちろん、このうざく食べると、「ハオチィー(好吃)」(美味しい)と中国音が出て来そうになります。
間違いなく、中国産の鰻です。
脂のノリもノリノリです。

しかし、多くの料理屋さんでも、中国産の鰻を使います。
私がバイトしていた鰻屋さんでも、鰻丼や鰻重は、生の浜名湖国産の鰻を使っていましたが、鰻巻(うまき)に使われている芯の鰻は、中国産でした。
料金設定の部分で、仕方ないことです。

鰻巻(うまき)が1人前、2千円なら食べる方が少ないです。
国産鰻は、やはり高いですからね。
仕方がありません。

とは言え、最近の若い方、鰻離れが進んでいるみたいです。
美味しいと思いますがね。

ただ、泥臭い味と香りはします。
白焼きを頼まれる通な方もいますが、鰻の白焼きは、少し匂いが気になります。
それを、わさびで誤魔化している感があります。

やはり、タレ焼きが美味いです。
それも、ご飯の上に載せた鰻丼か、鰻重が美味いと思いますね。
ご飯との相性がいいです。
白いご飯に、鰻のタレだけかけても美味いです。

そんな中、うざくはあっさりとして、日本酒に合います。
鰻の脂が、酢の物と相まって、本当に美味いと思います。
ありがたいことです。

自分の分にあったささやかな幸せが、あるだけですね。
ありがたい仏縁に感謝して、暮らさせて貰っています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、少しだけうざい話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。