''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の食卓ものがたり 穴子丼 より。

暑いですね。
でも、今日の気温は低い目です。
どんよりとした曇った空模様です。

昨日の夕ごはんには、珍しく穴子丼を作りました。
鰻と言えば、今や高値の華ですからね。

とは言え、今年は嫁の実家で、岳父と一緒に頂きました。
大きな鰻で、それを小丼のうな丼にしました。
うな丼は、量ではなく、食べたことに満足度がありましたね。

鰻とは、そうしたものかもしれません。
山盛りのうな丼は、少し無理があります。
その分、丼の白ごはんの鰻のタレを降って、鰻を乗せて、またタレを振ると、鰻の味がごはんとよく合います。

もともと鰻は、泥臭いモノです。
ですから、白焼きよりタレで頂く方が、合っています。
それも、鰻だけより、こはんと相性がよいので、うな丼が最強の食べ物だと思いますね。
上品なうな重よりも、ごはんをかき込める丼の方が、食べ応えがあります。

今日は、鰻でなく、穴子が主役の話です。
郷里播州と言えば、瀬戸内海側では、穴子がよく取れますし、それわ焼いた焼き穴子が有名です。
母は、ちらし寿司にも、茶碗蒸しにも、焼き穴子を使っていました。

郷里の味とも言えます。
それを、嫁が丼にして欲しいと言うので、今回の穴子丼にしてみました。
もちろん、付属の焼き穴子のタレが付いています。
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手順は、うな丼と同じです。
丼の白いご飯に、タレをかけて、その上からカットした穴子を盛って、さらにタレをかけます。

少し手があるなら、ごはんの上に、錦糸玉子を散らせるのもいいですし、刻みのりをフリフリするのも、手です。

鰻ほど、脂はのっていませんが、どうしてどうして、これはこれで美味いです。
あっさりとして味わいです。
穴子も美味いですが、タレのかかったごはんが美味いです。

専用なタレがないなら、簡単に作ってもいいし、鰻のタレでも悪くはないと思います。
穴子も、ごはんとの相性がいいです。
そう言えば、同じような長い仲間の鱧も、鱧もごはんと相性がいいです。

8月と言えば、鱧と山椒の炊き込みご飯が食べたくなります。
焼いた鱧と、山椒の佃煮を入れて、炊き込みます。

それに、鱧の押し寿司も美味いですね。
鱧と言えば、湯引きした鱧の落しも、捨てがたいが、味のついた鱧の照り焼きも大好きです。

鰻、穴子、鱧、共に癖のあるモノですが、生命力の強い所は、何やらありがたいです。
食べたいものを食べて、この暑い夏を乗り切りたいです。
ありがとさんです。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、長いモノに巻かれずに、食べる話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。