''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

お盆に、一服の茶を喫す

朝から暑いです。
すでに、お盆を帰省先でお過ごしの方も多いと思います。

我が家では、今年は岳父の新盆になります。
それと、私の伯母の新盆でもあります。
伯母の元には、先日お参りに行って来ました。

いろいろと思う今年のお盆です。
嫁が、お薄を点ててくれました。
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京焼 平茶碗 中村香菊作 「釣人」と銘がある茶碗のようです。
岳父が購入して来られた茶碗のようです。

もちろん、岳父はアユ釣りを得意とする釣り人でもありました。
その所以からでしょうかね。
釣り人の茶碗を求められたのでしょう。

禅の言葉、禅語に「漁夫生涯竹一竿」(ぎょふのしょうがいたけいっかん)があります。
もともと、「山僧活計茶三畝 漁夫生涯竹一竿」と1対の禅語です。
過去にも記事↓を書いています。


一つの道を進む幸せも感じますし、一つの道を究めれば極めの境地にも達することができるように感じます。
料理人としては、「料夫生涯庖一丁」と言う感じでしょうかね。
国定忠治の名台詞の中の「加賀の国の住人、小松五郎義兼が鍛えし業物(わざもの)~」と似ているかもしれません。

加賀の国の住人、小松五郎義兼と言う刀工は、居ないと思いますので、せめて加賀の国の住人兼若と言いたいところです。

山で修業の僧といい、漁師といい、料理人といい、道を究めたいものです。

嫁の点ててくれた茶を二服喫しましたよ。
またには、お茶も美味いです。

ゆうゆうが、私の茶を喫する姿を見て、自分も呑もうとしていますが、一歳児にはまだ早いと思います。
茶菓子だけ美味そうに二皿も食した後の祭りです。

ちゃんと教えないと、「結構なお手前で」と言う所を「結構な男前で」と言っては、笑いを誘っても困ります。
それとも、「お趣味は?」と尋ねられて、「お琴を少々」と言う所を、間違って「男を少々」と口走って、「結構なお趣味ですね」と冷たく侮蔑されたような事にはならないように、気を付けたいです。

そうそう、茶の湯だけに、「七重八重~」茶道に暗いなって言われてもそれこそ困ります。
お茶は真剣に頂きたいと思います。
そんなあなたの答えは、「同感です」と言って貰えると思います。(笑)

心穏やかにお盆を過ごしたいです。

日々感謝して暮らさせてもらっています。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいと念じています。
ありがとさんです。